平成4年3月、千葉県市川市で、83才の高齢者や4才の子供を含む、会社役員の一家4人を殺害し、被害者遺族の少女を強姦した、強盗殺人強姦事件。強盗殺人などの罪に問われ、平成13年に死刑が確定していた、犯行当時19才の死刑囚関光彦（44）の死刑が執行され、話題になっている。

犯行当時少年の死刑囚に死刑執行されたのは、97年8月の永山則夫・元死刑囚以来2人目。

市川一家4人殺人事件

関光彦は92年3月、暴力団関係者から要求された金を工面するため、市川市の会社役員の男性宅に侵入し、母親（83才）の首を電気コードで絞めて殺害。さらに帰宅した妻と次女（4才）を包丁で殺害し、現金約34万円と預金通帳を奪った。

唯一生き残った長女（当時15才）は、関光彦が逮捕されるまでの約14時間にわたって監禁され、目の前で既に殺されていた祖母を除く家族3人を惨殺された。また、事件前の2月12日に2回、母を目の前で殺害された直後に1回、父を殺害され、その後ラブホテルに連れ込まれた際に2回と、計5回にわたって関に強姦される被害を受けた。


19歳 一家四人惨殺犯の告白 (角川文庫)

実家は有名な鰻店「関昇商店」だが、平成25年に破産し閉店。



第11773号官報「2013-11-20」日発行
破産者「株式会社関昇商店」
破産情報
決定年月日時 平成25年11月6日午後5時
主文 債務者について破産手続を開始する。
破産管財人 弁護士 村西 大作
破産債権の届出期間 平成25年12月4日まで
財産状況報告集会・一般調査
廃止意見聴取・計算報告の期日 平成26年2月6日午前10時30分
東京地方裁判所民事第20部

まれに見る残虐な事件、再審請求を繰り返していたというが、事件より20年以上、死刑確定後10年以上経っての執行。冤罪回避とはいえ、あまりにも長過ぎる。極悪犯を10年以上も税金で生きながらえさせている、これこそが税金の無駄使いではないだろうか。


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