年末は町内会や各種団体から「歳末助け合い募金」等が行われています。
また、地震などの災害が起きたりしても、便乗して募金が一斉に始まり
ます。

今回は、こういう「募金」についての予備知識をご紹介します。

まず、募金というものは社会福祉法（旧・社会福祉事業法）第113条に定
義される「第1種社会福祉事業」です。

社会福祉法113条 - Google検索結果

団体自体は怪しいものではなく、しっかりとした設立要件を満たさなけ
れば社会福祉法人は設立出来ません。
個人が募金を行うのを目的に社会福祉法人を立ち上げようとしても以下
のような要件があるため大半の方は難しいです。

社会福祉法人
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/shakai-fukushi-jigyou3.html

上記サイトより抜粋
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・施設を経営する法人（老人ホーム等）
すべての不動産について貸与または使用許可を受ける場合には、1,000
万円以上の基本財産を有していることが必要になります。

・施設を経営しない法人
原則として1億円以上（委託費等で安定的な収入が見込める場合は、所
轄庁が認める額）の基本財産を有していることが必要です。

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金銭的にも上記の様な縛りがあり、他にも理事を6名以上、評議委員会は
理事数の2倍を超えること、等の条件があります。要件を満たした法人が
行う「募金」ですが、明細が不明だったり、時には職員が流用したりし
ています。

募金先が記載されていても本当に金銭の授受があったのかどうか、いく
らのやり取りがあったのかは我々にはわかりません。

かの有名なテレビ朝日のドラえもん募金では「ピース・ウィンズ・ジャ
パン」という組織に寄付されており、この団体は・・・（非公開）


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2010/1/23 配信