私は以前空港の手荷物検査をしていました。手荷物検査は、X線の機械
(X-RAY)に荷物を入れ検査するのですが、その際、検査員が使ってい
る用語があります。
「ナイフ=K」「はさみ=S」「爆発物=X」「拳銃=G」と呼びます。
それぞれ英語表記したときの頭文字からとっています。
「X(爆発物)」や「G(拳銃)」が出た場合は「ゲートストップ」とい
って、旅客がこれ以上入らないように検査場を封鎖してしまいます。
(他の旅客の安全確保のためです)
ゲートストップを見ることはまずないと思いますが、年に多くて2回の
監査があり、一般の旅客にまぎれてわざと危険物を持ち込み ちゃんと
発見することができるか という試験があります(そのときにゲートス
トップが見れるかもしれません)。
もしこの時に危険物を発見することができなかった場合は、約半年間
検査場の一番前で旅券を確認しX-RAYに荷物を通す係り をやらされま
す(理由はここが一番簡単なのと、他の配置にくらべ安全面において
あまり重要視されていないためです)。
また、空港で使用している「金属探知機」には、探知できる限界があり
ます。
金属探知機のテストピースは、大きさが厚さ・・・(非公開)
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2011/9/5 配信