VXガス製造工程

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2013/1/24 15:00
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VXガスとは猛毒の神経剤の一種で、サリンと同様、コリンエステラーゼ
阻害剤として作用し、人類が作った化学物質の中で最も毒性の強い物質
と言われています。1950年代初期にイギリスで合成されました。

サリンやソマン等の神経ガスは一般に「G剤」と区分、またVXなどの神経
ガスは「V剤」に区分されます(更にどちらの特徴も持った「VG」という
神経ガスもあります)。

半数致死量は、0.0015mg/kg (体重60kgの男性でも0.09mg)と極めて少量
です。

VXガスは琥珀色をした油状の液体で、揮発性は低く無味無臭。また粘着
性を持ち、霧で噴霧し毒ガスとして使用します。

サリンなどの神経ガスよりも蒸発しにくいため、なかなか無くならずに
そこにとどまり続け、化学的安定性も高いので暖かい気候でも散布から
1週間程度は効果が続くとされています。

呼吸器からだけでなく皮膚からも吸収されて毒性を発揮するため、ガス
マスクだけでは防護できません。 また油や有機溶剤に溶けやすい性質の
為、水で洗浄しただけでは取り除くことができず、安全な状態にする為
には化学洗浄が必要です。

木材や皮、布などに付着した場合には長期間毒性を維持したまま留まる
ため、VXガスに汚染された物に触れただけでも危険とされます。


以下、VXガスの製造工程です・・・(非公開)

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2013/01/24 配信
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