やめろ、乳首がもげる。
そんなに乳首を弄りたいならセクパブにでも行ってくれ。
そんな出来事があった。
その男は童貞だったからか、挿入に至らない。
若者のEDが流行ってるのか私が悪いのか。
秋冬はED当たり時だった。当たらなくていい。
熟女に筆下ろされた童貞のことを若者童貞とでも呼べばいいのか。
会うまでは、やりたいだのキスしたいだの、
五月蝿いくらいにLINE飛ばしてくるくせに。
うつぶせドギースタイルにさせられて触ることなく、
ふっと息を吹きかけてくる。
男自体ご無沙汰なこともあってか、そう好みでもない男でも
興奮はするものだ。
わざとらしい声を上げると白々しい空気が流れる。
それでもまじまじとまんこを見つめ続けては、
使い古された言葉を並べてくる。
ああ、エロい、エロいね。
そう。よかったね。
とでも言ってやればよかった。
頭は覚め切っているのにマンコに息のかかる距離で見られ続けると
いやでも興奮する。
何もしないで濡れてくる状態。
よくある話だしよく聞く話だ。
そうなったらいいなぁと「そう」なることを想像して
オナニーしたりする。
いざとなったらそんな自分が嫌で嫌でたまらない。
三文小説をなぞるような退屈なセックスまがいのコトでは
何も埋まらないんだ。