11月7日は「いい女の日」

2010/11/01 15:18
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11月7日は「いい女の日」です。
美のプロフェッショナルとして活動する美容家 たかの友梨さんが代表
取締役を務める「たかの友梨ビューティクリニック」が制定しました。
同社では創業当時から「1107」を「いい女」と読む語呂合わせでサロン
の電話番号等に多数使用し、この日を美しくなりたい女性を応援する特
別な日としています。 

11月7日は「いい女の日」以外にも、以下などの記念日です。
・釧路ししゃもの日
・伊集院光氏の誕生日(1967年)タレント
・長瀬智也氏(TOKIO)の誕生日(1978年)俳優、歌手
・知恵の日(1988年)
・紀州山の日(1994年)
・鍋の日(2008年)

上記4番目の「知恵の日」は1988年、朝日新聞社が「朝日現代用語 知恵
蔵」の発刊を記念してこの日を記念日として制定しました。
その後、知恵蔵はインターネットの普及等から発行部数が減少し2007年
に休刊、2008年以降はインターネット上での提供に移行しました。

この記念日にちなみまして・・・



「マジック種明かし ブックテスト」を紹介します。
各関係業者向けに犯罪防止対策、並びに手口の警告としてお知らせします。

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誰でも簡単にできるマジック種明かし:ブックテスト
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今回は、簡単で反響のある「ブックテスト」というマジックのタネをご
紹介します。

このマジックは、コインやトランプ等、専用の小道具を必要とせず少し
の練習で習得出来る簡単なマジックです。
知人や友人の家に遊びに行った時、ちょっとしたパーティの席等で気軽
に実践出来て、失敗のリスクもほとんどありません。

まず最初にブックテストと呼ばれるマジックの現象を説明します。

【現象】
マジシャンは、観客に本を2冊借ります。
2冊のうち1冊を選択してもらい、もう1冊をマジシャンが持ちます。
本を持った観客は、マジシャンから少し離れてもらいます。(部屋の隅
に立ってもらう等)

次に、マジシャンは自分の持つ本のページをパラパラと指で送り、適当
な位置で止めて、開いたページのページ数を伝えます。

本を持っている観客に、自分が持っている本で、そのページのところを
開いてもらい、そのページの最初の五文字を暗記してもらいます。

マジシャンは、その暗記した五文字を強く念じるように観客に指示しま
す。観客の念を感じ取ったマジシャンは、その五文字を紙に書き記しま
す。

紙に文字を書き終えたら、本を持っている観客に暗記した五文字を読み
上げてもらい、その内容が紙に書かれた五文字と完全に一致しているこ
とを示して終了です。

以上が「ブックテスト」と呼ばれるマジックの現象です。

その日初めて触った他人の本を使って、ランダムに選んだページの最初
の文章を当ててしまうという、魔法のようなマジックです。

では、これをどのように実践するのか、解説に入りたいと思います。


【解説】
本を2冊借りるときの借りる本は、文庫本の小説等が理想です。
雑誌や漫画、写真集ではやりにくいですし、2冊のページ数が極端に違う
のも問題ですので、さり気なく誘導しましょう。
「何か本を2冊貸してもらえないか」と聞くと、大抵は「どんな本?」と
返ってきます。
その時に「何でもいいけど文庫小説とかが望ましい」と指定してしまっ
てもいいと思います。
誰でも文庫小説の1冊や2冊は持っていますし、パーティ等の席でも鞄の
中に文庫本を入れている人は珍しくありません。

観客は十中八九「こんなので大丈夫かな」等と言いながら本を渡してき
ますので、「どれどれ・・・あんまり絵とか写真が多いとダメなんだよ
なあ」等と言いながら中身を確認します。
この時、あまりにも挿絵や写真等文章の無いページが多いようなら交換
してもらいます。

問題がなければ、内容を確認するフリをしながら、片方の本で適当に真
ん中辺りのページを開き、そのページ数と最初の五文字を暗記します。

ページ数と最初の五文字を暗記したら「うん、大丈夫かな」等と言って、
ようやく今からマジックを始めるように振舞います。

そして、相手に「どちらか好きな方を選んでください。選んだ方を使い
ましょう。」と言って、2冊のうち一方を選んでもらいます。

この時、マジシャンズチョイスというやり方を使います。
相手がどちらを選んでも、ページ数と最初の五文字を暗記した方の本を
相手に渡すようにする方法です。

相手がそちらの本を選んだ場合には、そのまま渡せばいいですし、もう
片方の本を選んだ場合「ではこちらを私が使います。」と言って自分で
持ち、選ばなかった方の本を相手に渡せばOKです。

相手には少し離れてもらって、覗いたり出来ないことをアピールします。
その上で、自分の持っている本を適当に開いて、先程暗記したページ数
を読み上げて、すぐに本を閉じます。
このとき、実際に開いたページと、ページ数が極端に違うと怪しまれる
可能性がありますので、少し注意が必要です。
最後の方のページを開きながら「10ページ」等と申告してはいけません。

出来るだけ真ん中辺りのページ数になるように調整して、真ん中辺りを
開いて読み上げ、すぐに閉じてしまうのがコツです。
ただし、急いだり焦ったりしてはいけません。
ここで気付く人はいませんので、堂々と嘘を付きましょう。

次に相手に自分の持っている本を開いてもらって最初の五文字を暗記し
てもらいます。

そして、暗記した五文字を念じるように指示して、大袈裟にテレパシー
を受信するような素振りで目を閉じたりします。
この辺りは、「もっと強く念じて」等と演出を入れてもいいでしょう。

その後、予め暗記しておいた五文字を紙に書いて、相手にその五文字を
読み上げてもらえば終了です。

このマジックはギャラリーがある程度いた方が盛り上がります。
相手が五文字を読み上げた時、紙に書いてある内容が見事に一致してい
ることが分かると、一斉に悲鳴があがります。

もし一対一で行うのなら、五文字を書いた紙を折りたたみ、相手自身に
開かせて確認させるのもいいかもしれません。

肝心なのは、本を借りる際に内容を確認しながら「ページ数と五文字を
暗記する」という部分ですが、これを「まだマジックは始まっていない」
と思わせながら行うことが重要です。
それさえ自然に出来てしまえば、マジックが始まって観客の視線が厳し
くなった時には、もう重要なことは殆ど終わっていると言ってもいいで
しょう。

テクニックらしいテクニックもありませんし、とても簡単なマジックで
すが、それだけに演技力がモノを言います。



-------------激裏スタッフ ベルモット からのコメント-------------

実践すれば、ウケそうです。
「本を持った人が2人いるのか?」がすごい要です。

ちなみに、こんなのが一冊あると便利です。

 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術(新潮文庫)
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4101445036

この本は普通の本に見えますが、普通の本ではありません。

見開きで本を開いた場合、「右ページの一番上のワード」と「左ページ
の後ろから二行目のワード」が同じになっている本なのです。

この法則を守りつつも、ちゃんとした文章の本になっています。

これを使った手順としては、

1.演者がパラパラページをめくっていき、相手に好きな所でストップを
  言ってもらう。
2.右上のワードを覚えさせている間に、左下のワードをこっそり見る。
3.覚えたのを言う。

これだけです。

手品としてではなくても純粋に「良くこんなの考えたな」と思わせられ
る本なので、興味のある人は機会があればご覧ください。



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2010/11/01 更新



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