2024/11/20 09:00
知らなかった!4件
11月8日は「たぬき休むでぇ~(DAY)」です。 信楽焼で有名な滋賀県甲賀市の信楽町観光協会が制定しました。 信楽焼の狸の徳利には「八」と書かれていることから、11月8日を記念日 としたものです。 全国の店先で愛嬌よく商売繁盛に頑張っている信楽焼狸の休日を。 ちなみにこの日、信楽町のたぬきはすべて休日になります 11月8日は「たぬき休むでぇ~(DAY) 」以外にも、以下などの記念日 です。 ・いい歯ならびの日(いい(11)は(8)ならび) ・いいお肌の日(いい(11)は(8)だ) ・レントゲンの日(1895年) ・世界都市計画の日(1949年) ・いい歯の日(1993年)(いい(11)は(8)) ・刃物の日(1996年)(いい(11)は(8)もの) ・八ヶ岳の日(2000年) ・歯ぐきの日(2005年) 上記3番目の「レントゲンの日」ですが、1895年ドイツの物理学者・レン トゲンが「X線」を発見しました。 レントゲンは、真空管に高電圧をかけて実験をしている時に、真空管の 外に置かれた蛍光紙が明るく光ることに気づき、厚紙から洩れているの ではないことは、この光が1000ページもの厚さの本を透過したことから はっきりしました。 そこでレントゲンは、この光に「正体不明」という意味で「X線」と名 付けます。 後の研究で、X線は波長がたいへん短い電磁波であることが判り、波長 が短いため体を通り抜けることが出来ると解明されました。 この記念日にちなみまして・・・
「航空便で荷物を送る時にX線検査を免れる方法」を紹介します。 各関係業者向けに犯罪防止対策、並びに手口の警告としてお知らせします。 ========================================= 航空便で荷物を送る時にX線検査を免れる方法 ========================================= 佐川急便に航空便というものがあります。 普通のトラック輸送では間に合わない急ぎの荷物を航空会社(ANA・JAL) の航空機に乗せ、札幌、大阪、福岡、沖縄等へ翌日配達が可能な輸送サ ービスです。 東京23区(全域)及び千葉、埼玉、神奈川、群馬の一部地域で航空便と して集荷された荷物は、羽田空港内にある「佐川航空」に集められ、行 き先別にコンテナ仕分けされ発送します。 以前までは航空会社(ANA・JAL)が全てX線検査を行っておりましたが、 「ニューヨーク爆破テロ事件」以降、各運送会社に荷物のX線検査をま かせる事になりました。 【X線検査の方法】 ダンボール等の荷物はベルトコンベアの上に乗せ、X線検査機を通過し てから地域別に仕分けされます。 書類等の小物は紛失を避ける為、カゴにまとめられてから、ベルトコン ベアに乗せてX線に通します。 X線検査機のメーカー名は、「HEIMANN SYSTEMS」で、危険識別科目は次 の3つになります。「不透明物」「麻薬物」「爆発物に極めて近い物質」 として、それぞれを色別(緑、青、赤)に表示します。 問題(色表示されず)なく透視出来る物は形で判断し、危険物に指定さ れる物の疑いがあれば、荷出人の了解を得て、荷物の開封&確認となり ます。航空機に乗せられない物は最後に記載しますが、ヘアムースやシェ ービングムース等の缶類(ガスを使用した商品)、100円ライターも駄目 です。 では、検査を免れる方法ですが、単純に検査機に通さなければよい訳で、 通らない荷物を出せばよいのです。 実は、X線検査機の通過口より大きな荷物は、スルーパスで検査しません。 通過口のサイズは幅80cm×高さ70cmで、どちらか一方でも大きな場合は 通らないので検査出来ません。 さらに通過可能な書類サイズの荷物でも簡単に検査を免れる方法があり ます。 荷物の伝票の備考欄に「フィルム在中」と目立つように書き、集荷のド ライバーさんにも「中身はフィルムです」と言って渡せば、100%検査 機に通しませんし、何故か確認の為に中身を開封される事もありません。 おかしな話ですが「フィルム」に関しては、お客がフィルムと言えばフ ィルムとなってしまいます。 この後、佐川航空から航空会社(ANA・JAL)にコンテナ搬入後、X線を 使用した再チェックは行われないと思われます。 万が一、爆発物が荷物として巧妙な手口で入れられ大惨事に及んだ時、 最終チェックをした会社には少なからず追求がある筈です。 つまり、責任の矛先は全て検査を行った、各運送会社に投げられたので はないでしょうか。 ANA・JALで再検査をしていないという根拠の1つとして、以前実際にあ った話をお伝えします。 それは、福岡行きの便だったと思いますが、その日は天候が悪く幾つか の便は欠航になっていました。それでも何とか運航した便に佐川航空で 検査された荷物も積み込まれていました。 しかし天候が急激に悪くなり羽田空港へUターンする事になり戻ってき た航空機から搭載していたコンテナは佐川航空の元へ戻されました。 こういった荷物は破損等の確認の為、再度X線の検査をします。 この時モニターには検査済みにも関わらず、ライフル銃が写りました。 荷出人に確認したところ競技で使用する為の銃で、手続きが面倒だった ので佐川で送ったと言ったそうです。 実はX線のモニターを見る社員は1名で確認しています。荷物が流れ出せ ば、2時間弱は椅子に座りモニターを見続けます。 人間ですから、少し気が抜けてしまったり眠気がさしたり、そのちょっ としたタイミングに、その荷物は機械を通過しまったのでしょう。 その後、ANA・JALでの再検査がなかった為に航空機に搭載されたものと 思われます。 【搭載が禁止されている主な貨物】 ■火薬類 火薬・爆薬・信管・花火・玩具用煙火・導火線・ファイアークラッカー ■高圧ガス 喫煙用ライター・ライター詰め替え燃料・ブタン・液化石油ガス・アン モニア水素・エチレン・オイルガス ■腐食性液体 苛性ソーダ・硫酸・塩酸・ホワイト酸・蓄電池・王水・弗化水素酸 ■引火性液体 アセトン・ベンジン・石油類・アルコール類・ペイントラッカー・セル ロイド溶液・トルエン・ブレーキ液・不凍剤・ゴム用接着剤・ニトログ リセリン ■可燃性固体 硫黄・セルロイド・金属マグネシウム・活性炭・黄燐 ■酸化性物質 塩素酸塩類・硝酸マグネシウム・クロム酸・塩素酸・過酸化カリ・過酸 化ソーダ ■毒物 殺菌剤・エンドリン・除草剤・砒素・催涙筒・パラチオン・催涙ガス弾 ・四エチル鉛 ■放射性物質 核原料物質・核燃料物質・放射線同位元素・薬事法に規定する医薬品・ または医療用器具に装備されている物質 ■磁性物質 磁石・磁気器具 ■その他の有毒物 安全マッチ・水銀・液体空気・イースト菌・病原物質・アンモニア水・ 研磨剤・ドライアイス ドライアイス等、一部事前連絡すれば搭載可能な荷物もありますが、基 本的には殆ど不可です。 ※実行は厳禁です。 2009/11/02 更新
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