テレビ番組や映画など、幅広く活躍している人気AV女優の麻美ゆま(26)が、重病と戦っていることを告白した。
今年2月に限りなく悪性に近い主要が卵巣に見つかり、その後卵巣と子宮を全摘出し、現在は抗がん剤治療を受けている。
麻美が病気判明直後の心境から現在の胸中、今後のことについて語った。
(ニュース記事より引用)
――体調不良はいつから
麻美
1 月くらいから、お腹が張り始めてきたんですよ。
で、MRIとか検査をするうちにうちに『卵巣がんの疑いがある』と。
卵巣がんっていうのは、おなかを(手術 で)開けてみるまで断言できないんですって。
でも『10人の医者がこの(MRI)画像をみたら、10人が卵巣がんと言うでしょう』と言われて…。
――がんを覚悟した
麻美
思いましたよ。卵巣ついてはすごく調べました。
サイレントキラーって呼ばれて生存率が良くない、もう子供も産めない、とか。
"私、死んじゃうのかな"とか絶望的でした。
――そのご、入院
麻美
はい、まだ若いし(症状が)進行(する可能性)とかもあるので『なるべく早く(腫瘍がある部分を)取りましょう』ってなって、2月25日に手術を受けました。
――手術で判明したこと
麻美
(腫 瘍には)良性と悪性があって、良性はいいもので悪性はがん。
私の場合は中間でした。
境界悪性腫瘍という。性格に言うと『境界悪性のⅢb』。
がんみたいに (進行度の)ステージが4段階あって、その3番目。
広がり具合、浸潤性がそれぞれのステージにabcとあるんです。
(医師から)『これが悪性だった場合、 相当シビア』と言われました。
がんではなかったけど悪性に近かったし、あまり喜べませんでした。
(統計上)卵巣にできる腫瘍のうち境界悪性はごくわずかだ し、しかも境界悪性は早期で見つかる場合がほとんどらしく、私のケースはすごく珍しかったみたい。
――手術の内容
麻美
両 卵巣と子宮を全摘出して、あと大網(だいもう=胃の下に垂れている膜状の部位)も取りました。
あと直腸にも転移してたんですが、手術中に家族と先生が話し 合って、ここは取らないという決断をしてくれたので人工肛門は避けられました。
だけど(直腸の境界悪性の)腫瘍は残ってるし、今それをやっつけるため抗が ん剤治療をしてます。
――手術直後は
麻美
2週間くらい入院しました。
ほとんど絶食だし、体力もなかったのでリハビリをしながら。
体重が元気なときにくらべると8キロくらいやせました。腹水だけでも2キロ取りましたから。
――4月7日にはコンサートにフル出演した
麻美
私の中では治療を始めるときの目標がマスカッツのラストライブでした。
そこれで倒れても本望だと思ってました。
――手術から、わずか1か月ほど
麻美
1か月あるから大丈夫だと思ってました。
でも正直おなかは痛かったし、1回目の抗がん剤治療も始まってたし。
――副作用が大変
麻美
しんどいです。
しびれ、吐き気、味覚変化、あと更年期障害のような症状とか。
――コンサート時は
麻美
あまり副作用なしでいけるように(抗がん剤投与の日程を)ちゃんと全部考えました。
そのときは脱毛くらい。
――家族の支え
麻美
お母さんには、なかなか言えなかったです。
(しばしの沈黙の後、涙を浮かべながら)子供が産めないとかは…。
卵巣がんを調べると生存率が低かったし…。
――それでも告げた
麻美
実家に帰って直接言ったんですけど、子供みたいに泣いてましたね。
家族全員で泣きました。
でも「大丈夫だから」って私が言って。
今は私が抗がん剤治 療中なので動けなかったりするので、家にいてもらって身の回りの世話をしてもらってます。
家族もそうだし、人とのつながりだったり、そういうものにすごく 感謝してます。
――今はとても前向き
麻美
がんではなく境界悪性だって分かって長生きできるというか。
子供は産めなくなったけど、やりたいことはいっぱいできるし、お母さんより早く死ぬわけにはいかない。
結婚もしたい。そういう前向きなことを考えられるようになりました。
――コンサート出演以降は特に活動していない
麻美
やってないですね。
今はカツラで毛もないし、(副作用の問題で)いつ自分が動けるかも分からないし。
――今後の活動
麻美
動 けるときには動けるので、イベントでファンの方に会いたいです。
マスカッツのライブでファンの方にパワーをもらい最後まで何事もなく頑張ることができた し、そういった(恩返しの)意味でも。
あと舞台とか歌もやりたいし、逆に坊主頭でしかできない仕事があったらウェルカムです。
前向きに前向きにやっていき たいです。自分を必要としてくれる人がいるならばできるだけ応えたいし、待ってて欲しいです。
――AV女優としての今後
麻美
悩んでます。治療中なので、今決めることではないと思ってます。
――改めて今回、重病を告白する意義
麻美
卵巣の病気ってすごく分かりにくいことを実感したので、少しでも多くの方が病院に行くきっかけになってもらえればいいと思います。
突然音沙汰がなくなり、その後姿を見せるも激痩せしていたことで様々な憶測がされていました。
とても大変な状況だと思いますが、なるべく早く回復し、元気な姿を見せて欲しいです。
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