6月中、一番評判を呼んだ情報を公開いたします。
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サラリーマンで、在職一年以上(健保組合によって違う恐れあり)の方
なら「連続して4日以上の給与が支払われない欠勤」に対して健康保険
から「傷病手当」が支給されます。
これは標準報酬月額の7割となっており、十分にひきこもりライフを楽し
む事が出来る金額となっています。
以下、こちらを時系列でご説明します。
まず始めに、とりあえず通院を開始します。
「仕事に行くのが辛い、死にたいとさえ思うことがある」と精神科で訴
えればほぼ間違いなく「うつ病」の診断が下ります。
残業代が出る会社で、標準報酬月額があげられるようなら残業をしまく
るなども支給額UPにつながるので良い方法です。
いきなり休んでもいいのですが計画の第二段階に影響するため、蓄えが
ある方以外は数ヶ月の通院期間がある方が望ましいです。
3ヶ月ほどしっかり通院しましたら、市区町村役場にて「自立支援医療」
の申請を行います。
これで通常3割負担の通院費が1割負担になります(大阪市の場合、国民
健康保険なら1割も免除、無料です)。
6ヶ月目下旬から休み始め、7ヶ月目は無給で丸々休み、傷病手当の申請
をします。健保組合にもよりますが、おおよそ2週間ほどで標準報酬月額
の7割が非課税で振り込まれます。
私の場合、標準報酬月額が32万円だったので31日間の月では約22万円程
の給付を受けていました(日数分の支給です)。
6ヶ月目の段階では会社に復帰の意思を伝えてていましたが、結局7ヶ月
目の末日をもって退職しました。
実は、その存在以上に知られてはいませんが支給が開始された傷病手当
は退職後も最大1年6ヶ月まで支給されます。
毎月、簡単な診断書と申請書を健保に提出するだけでお給料のごとく、
標準報酬月額の7割が指定口座に振り込まれ続けます。
健康保険の任意継続も必要ありません。私の場合は約22万円×18ヶ月と
いうことで400万円近くの支給を受ける事が出来ました。
<退職後する事>
まず、市区町村役所にて国民健康保険の加入手続きを取り「現在闘病中
で仕事も出来ないので経済的に厳しい」と言い、健康保険料の減免手続
きをします。国民健康保険になっても退職までの所得がよほど高くない
限りほぼ最安値クラスで済みます。
国民年金も申請すれば前年所得次第ですが、ほぼ免除となります。
次に、退職後の離職票が届いたらすぐに雇用保険の失業給付の「延長」
手続きをハローワークで行います。
失業給付は働ける状態で初めて受けられるものなので闘病中、かつ傷病
手当が給付されている間は併用できませんので延長を必ずしておく必要
があります。
初診日から一年半を過ぎると、障害年金と障碍者手帳の申請が行えます
(私が住む大阪市では2ヶ月ほどで手帳が届きました。このタイムラグを
埋めるために最初の準備期間が必要となるだけなので、2~3ヶ月食い繋
げる蓄えがあれば即実行でもOKです)。
障碍者手帳のメリットは各携帯キャリアの特別プランの利用、公共交通
機関の割引、有料道路の割引、またUSJを半額で入場できるなどメリット
は多数ありますがデメリットはありません。
年金は申請から半年ほどで支給開始になります。余程の事でなければ、
最低でも3級は取得できると思います。
多少費用は掛かりますが私の場合は、障害年金を専門とする社労士を入
れて手続きをしました。
診断書に「就労不可」記載を取れれば2級が通りやすいとの情報が(社労
士から聞きました)ありますが、確認は出来ておりません。
障害年金3級で年額約60万円、2級が通れば嫁と子供の人数で変動します
が、年額120万円ほどは受給できます(年金加入年数や報酬月額により
変動あり)。
ここでポイントになるのは障害年金と雇用保険の失業給付は併給OKとい
う事と、障碍者手帳を持った失業者は通常は90日間で打ち切られる失業
給付が300日に延長される事に加え、障碍者枠で求人に応募できるという
事です。
そして、退職時に延長していた失業給付をここで復活させます。これで
300日間の生活の保障が受けられます。
私の場合は失業給付16万円と年金5万円の21万円を10ヶ月受けられる事に
なりましたので、210万円の受給です。先の傷病手当を加えると600万円
以上ゲットした事になります。
こうやって私は2年以上、病院とハローワークとに少しずつ顔を出すだけ
で生活しています。
失業給付が切れる直前を狙ってハローワークの所管する職業訓練に入り、
更に最大で2年失業給付を受け続けようと思っています(失業給付の受給
中に職業訓練に入った場合は訓練終了まで給付が延長されるという制度
があります)。
※悪用は厳禁です。