コミケの魅力&歴代カタログ紹介

2013/7/17 13:11
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IMG_6979.jpg50万人を超える動員数、同人誌の売り上げは数百億円になるオタクの祭典「コミックマーケット」。
その魅力とはなんだろう。

1975年から始まったコミケは、同人誌制作の「サークル」が集結し、多様な作品が並ぶことが魅力のひとつ。
初回の参加サークルはわずか32だったが、いまや3日間で約3万5000もある。まだ参加できないサークルも数多く、参加希望のサークルは5万以上あるという。

1日1万超えの参加サークルの中でも、人気サークルは別格扱いされ壁際に配置されるため、「壁サークル」と呼ばれている。
ここには、プロのマンガ家やイラストレーターも参加していて、中には数千冊を販売するサークルもあるという。

そして、会場にはキャラクターのコスプレをして披露する広場があり、コスプレーヤーが多く集まることも魅力だ。
コスプレされるアニメやマンガのキャラクターが、人気のバロメーターになっている。

夏コミの方が、冬コミより露出が多くなんとも目のやり場に困るほどだ。


コミケをプロモーションの場として活用する制作会社や出版社等の企業ブースもあって、ここで限定グッズが販売されるため、終日長い行列ができる。

新人作家を発掘する場としても有名で、出版社の編集者は作家をスカウトするために参加していて、コミケから人気マンガ家になった人も少なくない。

また、海外の取材も急増していて、英語版カタログも発行されたり、日本文化として世界的に評価されている。

さて、今年の夏コミ「コミックマーケット84」は、東京ビッグサイトにて2013年8月10日(土)~12日(月)に開催予定だが、コミケといえば、その会ごと用意されるカタログ。

最近は本のカタログとROMカタログが販売されているが、「過去のカタログはどんなものがあったのか」、気になるところ。
実はある場所で閲覧することができる。

過去のコミックマーケットカタログが閲覧可能な施設は、こちら。

国立国会図書館(東京館)
米沢嘉博記念図書館(東京都)
京都国際マンガミュージアム(京都府)

今までは東京だけにしか施設がなかったが、京都でもみることができるようになった。

時代を感じる歴代のカタログを紹介しよう。

【歴代コミケカタログ背表紙】

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【歴代コミケカタログ表紙】

1982年 21
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1983年25
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1984年 271984_27.jpg

1985年 281985_28.jpg

1986年 301986_30.jpg

1982年 311986_31.jpg

1992年 421992_42.jpg

1998年 541998_54.jpg


1998年 55
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1999年 57
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2000年 58
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2000年 59
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2001年 60

2001年 61

2003年 64

2003年 65

2004年 66

2004年 67

2005年 68

2005年 69

2006年 70

2006年 71

2007年 72

2007年 73

2008年 74

2008年 75

2009年 76

2009年 77

2010年 78

2010年 79

2011年 80

2011年 81

2012年 82

2012年 83

2013年 84

【コミケ会場の変遷 】

マーケットとして大きく成長し続けているコミケ。

「クールジャパン」文化を育む場として今後も注目されるだろう。

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こまぇり
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