主に南京錠などに使われる鍵のタイプの1つにピンタンブラー錠というも
のがあります。安全性の向上のため上下にシリンダーの付いているダブ
ルなどもあります。
よく使用されるタイプですが、故にピッキングの対象になりやすく、近
年、対策を施した種のものも増えてきているが未だに対策をしていない
ものも数多く出回っているのも事実なのです。
ピンタンブラー錠は、シリンダー内にトップピンとボトムピンで構成さ
れ、トップピンがシリンダーと外枠の間にありシリンダー回転を妨げま
す。
通常は、カギを差し込む事によりボトムピンがトップピンをシリンダー
の外に押し上げシリンダーの回転させ開錠となります。
図1,2参照
赤 = トップピン
青 = ボトムピン
緑 = シリンダー
橙 = カギ
(※簡単な図なので本物とは少々異なります。)
すなわち、全てのトップピンをシリンダーの上に押し上げ、シリンダー
を回転させればピンタンブラー錠は開くわけです。
しかし、普通にピック等を使いトップピンを上げてもその上にはバネが
ありその力によりにトップピンはピックをはずすと落ちて来てしまいま
す。
では、どうすれば開錠は可能になるのか?
・・・(非公開)
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2003/5/15 配信