番組スポンサー全社がCMを見合わせている日テレドラマ「明日、ママがいない」の新しいスポンサーに名乗りを上げていた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長。
28日にTwitterで「『僕が今からスポンサーになるからしっかりやってくれ』といま日テレと電通に連絡したぜ」と、同番組のスポンサーに名乗りを上げた。
【高須院長のツイート】
http://t.co/crCHjTQKWY「僕が今からス ポンサーになるからしっかりやってくれ」といま日テレと電通に連絡したぜ。今夜のオンエアに間に合うといいな♪な う
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2014, 1月 28
しかし、この高須氏の申し出を、日テレ側は難色を示した。
高須氏は「今のスポンサーは僕が新しいスポンサーになることを歓迎しないようだ。もめてるらしい」「日本テレビも電通も博報堂もスポンサーも僕の希望したように動いてくれない」と難航する経過を逐一報告。
そ して、30日「日テレの結論は『スポンサー企業が降りることは許さないし他社に枠を譲ることも許さない』に決定したといま報告があった」「『CMを流す か、ACに差し換えるか、番宣に差し換えるかにしなさい。ほかの企業に譲ることは許しません』ということです」と、高須氏の申し出が断られたことを明かす とともに、「次回のオンエアはどうなるのだろう?スポンサー企業に同情。僕は日テレの味方で応援したいんだよ」と無念さを綴った。
「明日、ママがいない」のCMを降りたいスポット提供企業の肩代わりを申し出た。日テレの結論は「スポン サー企業が降りることは許さないし他社に枠を譲ることも許さない」に決定したといま報告があった。次回のオンエアはどうなるのだろう?スポンサー企業に同 情。僕は日テレの味方で応援したいんだよ
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2014, 1月 30
このドラマは、「赤ちゃんポスト」に預けられた少女(芦田愛菜)を「ポスト」と名付けたり、養護施設での体罰など、かなりセンセーショナルな内容で、慈恵病院や全国児童養護施設協議会が人権侵害として抗議し、話題になっている。
放送中止が取り沙汰される中、29日放送回ではスポンサー全8社がCMを見合わせる異常事態となった。
これを受け、日テレ側は内容の変更を検討しているという。
(以下、再掲載)
日本テレビ系「明日、ママがいない」の番組スポンサー2社が、第3話(29日放送予定)からCMの放送を見合わせることがわかった。
すでにエバラ食品工業、JX日鉱日石エネルギー、キユーピー3社のCMが見合わせになっていたが、新たに見合わせるのは富士重工業と日清食品。
理由としては「お客さまの声や、社会的な影響を考慮」と説明した。
このドラマ「明日、ママがいない」は、児童養護施設を舞台にした内容が不適切だと「赤ちゃんポスト」を設置する慈恵病院から放送中止を求められている。
残りは花王、小林製薬、三菱地所の3社となっている。
提供8社中5社のCMが放映されないという事態になった。
これに対してネットでは、「スポンサー降りるって言うのはお金払うのもやめるって事?」「この件では日テレを支持する」「えらい大事になってきたな。そんなにヤバイ内容なのか」「社会問題を扱うとこうなる。」という反応が見られた。
「赤ちゃんポスト」で救われた一人の子どもに、「ポスト」というあだ名をつける。
児童養護養護施設を「ペットショップ」にたとえる。
そこで暮らす子どもたちは「ペットショップの犬」と同じだという比喩が使われ、養子縁組で養育する養親を「飼い主」と呼ぶ。
【第1話】「愛を失った少女。捨てられたんじゃない私が親を捨てたんだ」
(前半)
(後半)
【第1話】「愛を失った少女。捨てられたんじゃない私が親を捨てたんだ」
(前半・予備)
(後半・予備)
【第2話】「9歳の母性本能。いたいけな少年を救え」
(予備)
・賛否両論ドラマ『明日、ママがいない』が含む“差別”とは真逆の優しさを読み取る
はるかぜちゃん「明日、ママがいない」批判に反論。『観る力不足』による誤解」
@skyplumpot それらは完全にドラマの解釈を間違えている「観る力不足」による誤解です。ですがゴールデンで流すということは「理解力の無い大衆に見せる」ということでもあるので、観る力の無い人にも分かりやすくする工夫は必要かも知れません。芸術からは遠ざかりますが。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2014, 1月 22
ポストは、ポストという名前に誇りを持って生きてる。それを「かわいそう~」といって見下す行為は、あのこの出生を、存在を、まるごと否定するに等しい行為だ。それも「こうのとりのゆりかご」を運営している人そのものが、その名前を名乗る行為を哀れんでいるんだ。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2014, 1月 22
仮に現実とドラマの境目がわからなくなっていたとして。病院はあのポストの生き様をみて、もっとじぶんの仕事を誇りに感じていいとおもう。 RT @aya_kirsch_s_f: @harukazechan 色んな意見があると思うけど、慈恵病院の人たちをそういうふうに決め付けないで
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2014, 1月 22
偏見なく見られる子どもよりも、ある意味おとなに難解な作品なのかも知れないですね。 RT @butahirolyn @harukazechan 観る力 って 先入観なしに素直な気持ちで感じることだと思う。疑問に思ったことは考える。人間関係や生きることといっしょ
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2014, 1月 23
(追記)
【第3話】 「ウサギの赤い涙。親のいる子も寂しい?」
(予備)