体重が大台に乗りました。
10代をガリガリで過ごしていたからか
ダイエットに対するどん欲さとかそういうものが
育たなかったのが敗因か。
そろそろ「醜く肥えました」というレベルに差し掛かっている。
太っちゃって~というと、巨デブじゃない限りは「あー全然細いじゃん!」って
言われるこの文化はなんだろう。
よく見ろよ、このお腹。肉。緩んで流れた肉を。割れた皮膚を。
(服で隠れて見えないのだが)
ぽちゃ専に言わせれば
「ニッ○ンのスマイルランドでデビューしてからぽっちゃりと言え!」
と罵られ、以前からの友人には
「お前どうしたの?少し控えたら?男控えられるんだから控えられるでしょ」
とか。言われたい放題。
右がたてば左がたたない!チンコがたてばマンコが濡れない!
世の中そんなうまくいかないんだよ!
何が問題って痩せよう!という気に全くならない。
そうこうしている間ににじりよるスマイルランド。全然スマイルにならない。
太ることの何が問題かって、変な汗と変なにおいでした。
あと、どことなくブサイク。
うわ見るに堪えない!ブス!超ブッサイク!
みたいな奇形レベルに突然落ちるわけではなくて
じわじわと心をむしばむように、じわじわと容姿をむしばむ、
それが肥えるということでした。
ある日鏡をみて髪をセットしようという時に
ふと気が付いた時の手遅れ感。
まだ、「感」がついている。感。手遅れではないのだ!
まだ平気人の顔してるから!大丈夫!みたいな。
突然二重あごになったり目がどこにあんの?みたいになるわけじゃなく
段々とやってくる「あれ?こんなにヒドかったっけか・・・」
という不安感。
これ結構くる。
春の日差しで彩度のあがる世界、
一人だけグレイッシュトーン背負ってるワタシなのでした。
金魚。
(激裏GATE Ladiesより)