オンナの事件簿 第6回

2015/2/22 09:16
知らなかった!0件
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • お気に入り

onano-compressor.jpg

レイプ被害者と加害者の間に愛情は生まれるのか・・?
地味で特に話題にもならなかったように思うが
「さよなら渓谷」という映画をレンタルで見た。


有名大学で起こった集団レイプ事件。その加害者の一人と被害者の女性が
紆余曲折あり一緒に暮らす。その後事件が起こり2人は別離するのだが
被害女性が加害者を愛してしまっていた・・という顛末。
現実的ではないストーリーだがこの集団レイプ事件の元になったのが
帝京大ラグビー部集団レイプ事件。
東京都中央区にあるカラオケボックスで、帝京大ラグビー部の大学生が
19歳の女性を集団レイプ。この件で帝京大学ラグビー部員6人、
カラオケボックスの従業員でもあった獨協大学ラグビー部員や
上智大学の学生8人が逮捕。彼らは実名と顔写真入りで報道され、
当時大騒ぎになった。被害者との示談が成立して告訴が取り下げられ、
全員が起訴猶予処分となった事件だ。
ちなみに被害者女性はレイプ犯の一人の元カノだった。
元カレである大学生は現場にいなかったのにも関わらず逮捕されている。
その後被害女性はPTSDになり、事件から10年以上経っても
レイプの後遺症に苦しんでるという。
そして、事件に関わったとされる「元カレ」への複雑な心境も
当時のままのようだ。信じたい、でも・・という心の動きは事件より
長い年月を経ても変わらないようだ。
「さよなら渓谷」のように夫婦同然に暮らすというような事は
現実的にはまずないだろう。しかし、集団レイプに
元カレが加わっていたかもしれないという愛憎相半ばする幻影は
死ぬまで被害女性にまとわりつくのではないだろうか。
激裏GATE Ladiesより)
合わせて読みたい
知らなかった!0件
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • お気に入り
« 前の記事へ ホームに戻る 次の記事へ »
メンバーメニュー
サービス
その他
このページのTOPへ