客とスタッフが危ない」と書かれたライザップ、週刊新潮に猛抗議
タレントを使った派手なCMで急速に成長したライザップ。
週刊新潮に「トレーナーは時給900円」「売上げの20%が広告宣伝費、人件費は7%」「客のロレックスと現金を盗んで逮捕されたトレーナー」「朝6時に出勤し、閉店まで17時間ぶっとおし勤務」など怪しさ満載の記事が掲載され話題に。これに激怒したライザップ側は「事実と異なる」と週刊新潮に猛抗議しているという。
【市場価格の10倍のライザップオリジナルのプロテイン】
【金利20%の自社ローン】
ナインティナインの岡村隆史は「めちゃ×2イケてるッ!」内の企画でライザップを使ったダイエット中。インスタグラムで、最近の食事内容を公開しているがタンパク質と野菜のメニューばかりで、厳しい食事制限の様子がうかがえる。
ライザップの食事指導は、極端な糖質制限で、徹底して糖分を抜く。チーズでさえ「乳糖」があるため禁止される程だ。しかしライザップが提供するクッキーは摂取可能だと説明。というのも、プロテインや食品で数百億の売り上げがあるためだ。
食事制限で痩せても元の食生活に戻せば元の木阿弥。そしてリバウンド、ハゲとウツの悪化の可能性も。
CMのイメージで火をつける手法で大きく認知されるようになったライザップだが、今後もトラブルが懸念される。
(激裏GATE PRESSより)
■RIZAP側が週刊新潮に厳重抗議「客とスタッフが危ない」記事撤回求める
トレーニングジム運営会社、RIZAP(ライザップ)の親会社である健康コーポレーション(東京都新宿区)は11日、この日発売された「週刊新潮6月18日号」に書かれているRIZAPに関する記事の内容が事実と異なるとして、発行元の新潮社に対して厳重に抗議し、記事の撤回と謝罪を求めると発表した。新潮社に対して法的措置を講ずることも検討しているという。
週刊新潮に『2カ月で37万円「ライザップ」の客とスタッフが危ない!』と題して書かれた記事は、ライザップのトレーニング、減量指導に関して不満を持つ会員が返金交渉で苦慮した話、スタッフが会員にタメ口で適当な助言をして「指導」している話などを織り交ぜ、健康コーポの瀬戸健社長に対するインタビュー記事も添えている。
この記事に対し、健康コーポ側は、▽中吊り広告や記事に「売上げの20%が広告宣伝費で人件費はたった7%」と書かれたが、実際には人件費は22%で、事実と異なる。 ▽記事に「朝6時に出勤し、閉店まで17時間ぶっ通しで働くこともザラにある」などと書かれているが、直近3カ月の勤務を確認し、こうした事例はなかった。 ▽記事中に「RIZAPは短い研修で大勢の未経験者をトレーナーにしてしまっており、危険です。以前は研修期間は2週間」と書かれたが、厳しい基準に基づき採用し、1カ月間120時間以上に及ぶ研修もしている。
-などと、逐次反論型で記事について事実と異なるとする点を指摘。「週刊新潮の記事は、事実と異なる内容を多く含むものとなっております」としたうえで「新潮社が、悪意ある憶測に基づいて事実を歪曲しながら記事を構成し、もって、RIZAPの印象を不当に貶め、RIZAPの信用を著しく傷つけていると言わざるを得ない」としている。
健康コーポの香西哲雄取締役は「発売日のきょう、すぐに反論を発表した。新潮社との折衝はこれから」と話している。RIZAPは2012年2月に1号店を東京都内にオープン。昨年から今年にかけて、元プロボクサーでタレントの赤井英和さんらを起用した派手なテレビCMを大量に放映している。