森島輝実バラバラ殺人現場のシェアハウスが特定される
自称イラストレーター森島輝実が渡邊佐和子さんを殺害。自宅や以前住んでいたシェアハウスで遺体の一部が発見されている。
同居していたシェアハウスがmixiで入居者を募集していた事が特定され話題に。募集記事更新は事件発覚前2015/12/13。
一軒家改装タイプのシェアハウスで入居者は5名。この中の24歳女と29歳女が被害者と加害者。
シェアハウス内部、共用スペースの台所の収納でも遺体の一部が見つかっている。
森島輝実は8月にこのシェアハウスで渡邊さんと知り合い、12月に殺害。隠蔽のため塩酸や冷蔵庫を購入していた用意周到さには戦慄が走る。自称イラストレーターを名乗っていた森島輝実の経歴や作品は現在のところ特定されておらず、親族にはコンピューター関連の仕事と伝えていた模様。
切断した足などの遺体の一部はシェアハウスに置いていたのにも関わらず、頭蓋骨は自分の部屋に保管。倒錯か憎しみか、歪んだ恋愛感情か。
■【門真切断遺体】容疑者、不明翌日に捜索参加 無関係装う目的か 「てるみん」「さわちゃん」呼び合う仲
大阪府門真市のマンションで切断された遺体が見つかった事件で、死体損壊などの疑いで逮捕された住人の自称イラストレーター、森島輝実(てるみ)容疑者(29)が、遺体で見つかった知人のアルバイト店員、渡辺佐和子さん(25)と昨年11月まで共同生活を送った大阪府門真市のシェアハウスに住む男性(31)が4日、取材に応じ、「森島容疑者は真実を話してほしい」と訴えた。
渡辺さんの行方が分からなくなった翌日、森島容疑者は事件と無関係を装うためか、シェアハウスを訪れ、渡辺さんの身を案じる素振りを見せていた。
男性によると、シェアハウスには現在、渡辺さんを除く男女3人が居住。森島容疑者は昨年8月に入居し、同11月下旬、「犬を飼いたい」との理由で事件現場となったマンションに転居した。渡辺さんは昨年3月にシェアハウスに入居したといい、互いに「てるみん」「さわちゃん」と呼び合う仲だった。2人が共同生活を送っていた約3カ月間、「目立ったトラブルはなかった」と証言する。
渡辺さんが行方不明になった昨年12月24日夜、シェアハウス住人らでクリスマスパーティーを開催する予定だったが、パーティーを計画したのは森島容疑者。「シェアハウスのメンバーにお礼がしたい」というのが理由だった。シェアハウスの一室で開く予定で、2人はマンションで飾り付けの準備をしていたが、その最中に渡辺さんの行方が分からなくなったという。
翌25日、男性が愛媛県に住む渡辺さんの父親に事情を説明し、大阪府警などによる捜査が始まった。同日、森島容疑者はシェアハウスを訪れて心配そうな表情を見せ、「早く(渡辺さんから)連絡が来たらいいね」と話していた。一方、男性の携帯電話には同日、渡辺さんのスマートフォンからメッセージが届いたが、捜査関係者によると、森島容疑者が渡辺さんになりすまし、無事を装うメッセージを送った可能性がある。
森島容疑者の自室からはのこぎりや塩酸を含む洗浄剤などが見つかり、遺体を解体・処理した疑いが持たれている。男性は「最初は、あいつは事件に関係ないと信じていた。思いやりのある性格で、残虐なことをするようなイメージもない。でも今は、ちゃんと真実を話してほしいと思う」と声を振り絞った。