1994年スタートの老舗番組「開運!なんでも鑑定団」で石坂浩二の出演シーンを露骨にカット。一言も話さない異常事態が話題になっている。
引きのカットで映るがアップではほぼ映らず、台詞もカット
元凶は岡田英吉プロデューサーのようだ。過去「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」に出演していた湯浅弁護士がターゲットになった。発言を全部、声を一切放送せず。湯浅弁護士はその後降板。
今回の「石坂浩二いじめ」原因は1本140万といわれる、高額するギャラのようだ。
とはいえベテラン、修羅場をくぐってきた石坂浩二はめげない。まだまだ博識を披露しつつ出演を続けるようだ。
■石坂浩二「鑑定団」降板の背景…酒席で口論、プロデューサーと確執
俳優の石坂浩二(74)が、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)の司会降板を同局から通告されていたことが27日、分かった。3月いっぱいで交代する方向で調整が進んでいる。
今回の降板劇の背景でささやかれるのが、制作責任者にあたる制作会社所属のチーフプロデューサーとの確執。番組関係者は「数年前、酒席でプロデューサーが同席者とトラブルになった際、止めに入った石坂さんと口論になり、そのときから2人の関係性が良くない」と証言する。
因果関係は不明。またスタッフと円滑な関係が築けなくなったなど、石坂自身に何らかの問題があったのかも分かっていない。でも番組関係者は「そもそもほとんど出番がないのに低視聴率の戦犯というのも不可解。番組の功労者に対し2年間にわたり居場所をなくさせお払い箱というふうに映るのは残念」と話す。
功労者を納得いく説明のないまま切り捨て、評価額ゼロのガラクタ同然に扱ったようにも映る降板劇。古いものの価値を見いだすことを理念にしてきた番組だけに、疑問の声が上がりそうだ。