タイのリゾート・フアヒン。IT広告業であるDYM社の社員旅行に訪れていた社員、日本人旅行者30人が滞在先のホテルの浜辺で泥酔して全裸に。
騒いでいたところを注意されたにもかかわらず、大騒ぎ。この全裸騒動を地元タイ人に撮られTwitterで拡散。
問題の会社はIT広告事業を始め、多岐に展開する株式会社DYM。設立2003年8月だが、代表取締役の水谷佑毅氏は医学部在学中にDYMを立ちあげ、医師の道には進まなかったという変わり種。
前年度比86.4%増の33億円の売上高、まさに右肩上がりに成長する勢いのある会社といえよう。
■2016年4月見込 72.8億円
■2015年4月実績 44.2億円
■2014年4月実績 31億円
■2013年4月実績 22億3000万円
■2012年4月実績 17億7000万円
■2011年4月実績 13億9000万円
■2010年4月実績 9億3000万円
■2009年4月実績 5億1000万円
■2008年4月実績 2億4000万円
■2007年4月実績 6900万円
騒動現場となったフアヒンには宮殿があり、プミポン国王が一時静養していた王室ゆかりの地。国民に敬愛されるタイ王室での「無礼講」にタイ人の怒りを買っていると言う。勢いのある会社だからこそ、節度守りつつ邁進してもらいたいものだ。
■タイでの全裸泥酔をDYM社が認め謝罪 「解放感でタガが緩み…」
タイで約30人の日本人男性が泥酔し全裸になった騒動で、ウェブプロモーション事業などを手掛けるDYM社が、3月10日に社員の行動であることを認め謝罪した。
この騒動は、5日夜にタイ王室ゆかりの保養地・フアヒンのホテルの浜辺で発生。泥酔して全裸で円陣を組んでいたところを、地元タイ人がTwitterに投稿して明るみになった。ツイートは拡散しタイや日本で批判が殺到していた。
DYM社は、「メンバーの一部が泥酔して全裸となったことが判明しました」とタイで騒ぎを起こしたのは自社の社員であることを認め、「関係者の皆様をはじめ、世間をお騒がせして、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。タイに対しては、「旅行先の解放感でタガが緩み、深く考えることなく、タイ王国の国民の方々の名誉感情を害する行いに至りましたこと、深く反省し、心よりお詫び申し上げます」としている。