落雷で死亡・EXILE客の遺族がエイベックスを訴えるも敗訴
2012年8月、大阪長居公演で開催されたエイベックス系コンサート「a nation」。会場に向かう途中落雷で死亡した岩永牧子さんの遺族が「エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ」を訴えていたが敗訴。
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時系列
11:00会場外でコンサートグッズ販売開始
13.30エイベックス「落雷可能性があるため会場への入場禁止」
(中止決定ではないため、チケット払い戻しについては案内せず)
14:00ゲリラ豪雨
14:15雷雨の中、会場の外で待たされていた女性4人が雷に打たれる。
後に木下晴日さん、岩永牧子さんが死亡
15:15別の場所で落雷被害。男女6人を病院に搬送。
16:00エイベックス「ライブ決行を発表」
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当時の事故現場
現在の事故現場
遺族が作成したチラシ。事故への執念が感じられると話題に
遺族は「客を避難誘導する義務を怠った」と訴えていたが判決は「自己責任」として訴えを棄却。事故当時から中止を決断しなかったエイベックス側の対応への批判はあったが今回エイベックスの「会場の外は管轄外」という主張が認められたようだ。遺族は控訴も検討しているという。今年も野外フェス、そしてゲリラ豪雨相次ぐ夏がやってくる。主催者側のモラルと保護義務が問われそうだ。