巨大掲示板の元管理人で創設者のひろゆきこと西村博之氏が、世界知的所有権機関(WIPO)の調停・仲裁センターに「2chのドメインが不法に登録・占拠されている」と申し立てていた裁定で、WIPOはひろゆき氏の申し立てを却下。
2ch創設者と管理人として各方面で活躍していた西村氏だったが2ch書き込みによる多数の民事訴訟と多額の賠償債務を抱え賠償金逃れのために2009年1月、2ちゃんねるをシンガポールにあるペーパーカンパニーパケットモンスター社譲渡。
2chの誹謗中傷の裁判一覧まとめ
その後Jim氏名義にドメインとサーバも譲渡。西村氏は2chとは無関係と主張im氏が主導し展開、途中までうまくいってたが、●流出問題で収入が途絶え決裂。Jim氏が西村氏を無視して運営しトラブルに。西村氏には2chから流れるはずだった広告収入等は入らず、今回の申し立て、却下に至った模様。
2chの違法な書き込みを放置し、責任を負わず管理人収入を得ているという構図から逃れるため管理人をJim氏へ譲渡。西村氏は2chに寄生する企業を立ち上げ2chに関わらずとも収入を得るポジションにおさまり上手くやったかのように見えた。しかしそれらの企業がJim氏に切られ収入が激減。2chを取り戻そうと必死になっているというところだ。
違法な書き込みを放置し、裁判の決定にも従わず司法を軽視した西村氏。今後の展開が注目されているがネット上では因果応報とひややかな見方のようだ。