ロックバンド「黒夢」の商標権が官公庁オークションとしてヤフオクに出品され話題になっている。
商標権者は有限会社フルフェイスレコード、清春(本名森清治)が代表を務める会社だった。
清春多治見工業高校の卒アル
公売にかけられているのは
標準文字商標「黒夢」、称呼「クロユメ、コクム、ユメ」
標準文字商標「KUROYUME」、称呼「クロユメ」
商標を使用する商品・役務
レコード、インターネットを利用して受信し及び保存することができる音楽ファイル
録画済みビデオディスク及びビデオテープ
黒夢は1994年にメジャーデビュー、1999年に無期限活動休止を発表し、2009年に一度解散。2010年に再始動し、2014年1月にはアルバム「黒と影」をリリース。昨年まで全国をツアーでまわっていたが9600円のチケットは売れず、所属事務所であるmid fieldは「番号は現在使われておりません」
清春はsadsのツアー中、大阪城ホールの舞台装置に10トントラック20台分の装置をつぎ込み5000万の赤字だったと公言。しかし実態は黒夢復活後のアルバムやツアーの売れ行きの鈍さだったようだ。
同じく90年代に人気を博した「ペニシリン」は事務所移籍のゴタゴタに巻き込まれ前所属事務所に「楽器や衣装を無断で持ちだした」と2300万円の損害賠償を求められるも「当時ほど音楽が評価されず人気が全くない」という主張が認められ賠償額は10分の1の230万に落ち着ついた例もある。