ラリの工学系せどり日記(コンコミせどり2)

2016/11/12 09:00
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本棚の上に座って本を読む男性
激裏です。
「知りたい」この飽くなき欲求を満たさんがために激裏情報は存在します。


ラリの工学系せどり日記(コンコミせどり2)

低額資本で月々まとまった金額を稼げる「せどり」について、スタッフラリが情報商材に惑わされないで自ら実践してきたノウハウをリアルタイムでお届けしていきます。

まずは最近の所感から。
BOOKOFFに行くとたまに、ビームせどらー(発光型バーコードリーダーを使用する連中)を見かけることがある。彼らは私らと違い鑑定をしないので、赤い光源を持って一生懸命棚じゅう隅から隅まで全書いちいち引っ張り出してはバーコードを拾い続ける。はっきりいって体力勝負だ。

いい年のラリにはあの真似はとても無理だ。機械の知識も必要なのでビームせどらーというのは例外なく20代くらいの若い人である。あれはまさに連続作業なので知らない客は彼らを棚卸しの派遣業者かなにかだと思うだろう。どちらにしても店に本を買いに来ている客には見えない、一種の異様さが漂う。

店側からするとせどらーというのは大量に本を買ってくれるし、立ち読みをしないなど単体では上客なはずであるが、この「うさん臭さ」が、ほかの客の目に対して迷惑なのである。そのため、ビームは店内禁止という店も多くなったと聞く。張り紙みたいなものはないが、店員に呼ばれて注意されるのだろう。

ビームせどらーほどではないが、ラリのようにスマホ目利き派もだいぶ風当たりの強さを感じることがある。ラリは「仕事」はできるだけほかの客の少ない閉店間際に、誰もいない棚でやるようにしている。

だがこの間、うっかり没頭して閉店時間を過ぎてしまったとき、店長がやってきて「帰らないなら警察に通報する」とまで言われた。先に警告をされたわけでもなくイキナリである。この店長に限らず店側が我々を快く思ってないのは明白だ。

現在の電気量販店の「ショーウィンドウ化」と同様、大規模中古書店も自宅のインターネットで簡単に買えるAmazonマーケットプレイス(以下、マケプレ)とは敵同士だ。そのマケプレで売るため、店の商品の「残飯」を漁っているせどらーなどゴミ以下と見ているのである。通常の客がせどらーの行動を見てマケプレに逃げられ店に来なくなったらそれこそ死活問題だ。ある意味「残飯漁り」は当たっているので、せどらーは謙虚になり過ぎというくらいがちょうどいいのかもしれない。

店内での機械を使った価格チェックが不可避である以上、派手にやっては首を絞めるだけである。もちろん目利きだけでできるせどりならまったく問題はないので、いずれ来たる「バーコード隠し時代」に備える意味でも、できるだけ選別眼を鍛える技術は必要になってくるだろう。

それでは本題の、コンビニコミック(以下、コンコミ)せどり近況についてお送りする。
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