「ほぼノーリスク！ 株で儲ける方法 その1」でお話した、日本銀行（以下、日銀）のETF買い付け政策と日経平均レバレッジETFの組み合わせ。ほぼノーリスクながら利益を出していくことができ、国債の「日銀トレード」と同じく、相場関係者の間では濡れ手に粟の取り引き手法になると思われていました。

実際、月平均7回中6回の日銀の日経平均・TOPIX関連ETF買い付けは素人ながらも読んで的中させることが可能と思われます。この手法は、普通にやれば絶対に儲かるハズなのです。

しかし2015年後半～2016年、この素人考えを外資系のハゲタカ投資銀行系筋が見事に粉砕しました（外資といってもやっているのは日本人ディーラーです）。後場、700億円以上の買い付けが明らかに入っているのに、日銀の玉切れと見るや即座に巨額資金で売り浴びせ、素人のセコイ買い玉を粉砕。信用買いなどで勝負している個人投資家をことごとく狙い撃ちしてきたのです。