ブロガー「はあちゅう」（本名：伊藤春香）が、勤務していた広告代理恵店電通でセクハラを受けたと公表。その加害者が有名クリエイター岸勇希だと実名告発し、話題になっている。

2004年に電通に入社し、2014年には電通史上最年少エグゼクティブクリエーティブディレクターとなった岸勇希氏。今年独立し「刻キタル」を経営。



【告発したセクハラ、パワハラの暴言】

・今すぐ飲みの場所に来い。手ぶらで来るな。可愛い女も一緒に連れてこい。お前みたいな利用価値のない人間には人の紹介くらいしかやれることはないと言われた。

・深夜に「俺の家にこれから来い」と言われた。

・自宅に行くと、黙って正座をさせられて、彼が作業をしているのを延々と横で見させられるか、彼の仕事の功績を聞いて、それを褒め続けたり、岸氏の嫌っている人を一緒にけなすなどさせられた。

・当時の彼女とのセックスについて、あいつは下手だからもっとうまい女を紹介しろ。底辺の人間の知り合いは底辺だな。お前もセックス下手なんだろ。などと言われた。

・俺に気に入られる絶好のチャンスなのに体も使えないわけ？ その程度の覚悟でうちの会社入ったの？ お前にそれだけの特技あるの？ お前の特技が何か言ってみろと性的な関係を要求された。

・お前みたいな顔も体もタイプじゃない。胸がない、色気がない。俺のつきあってきた女に比べると、お前の顔面は著しく劣っているが、俺に気に入られているだけで幸運だと思えと言われた。

限界に達し、2011年11月、はあちゅうは2年6カ月務めた電通を退職し、PR会社に転職した。退職後も関係を断ったことで、妨害や嫌がらせは続いていたが、今回の告発前後、岸氏からの謝罪文が急にFacebookメッセンジャーで届いたという。



岸氏のセクハラパワハラは、社内でも問題になっており、当時インターンの女子大生をカンヌライオンズに連れて行くなどの公私混同も頻発していたという。

今回の騒動に対し、岸氏は問題発言があったことは認めているが、性的な関係を要求したことは否定。

大炎上が続く今回のセクハラ告発。岸氏への影響は止められそうにない。


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