自称AI政治家が多摩市長選に立候補

2018/4/21 12:15
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AI市長選挙カー

2014年の市長選にも破れた松田道人氏が、告示4日前という締め切り直前に「AI(人工知能)を活用したしがらみのない市政を目指す」と立候補し話題になっている。

多摩市長選ポスター刑事場
ポスターには本人の顔はなく、AIイメージのみ

短髪男性顔写真
松田道人氏

松田氏は2000年ごろ、有限会社日本エム・エム・オーを経営。しかし独自のファイル交換サービスを提供したため、著作権侵害などで訴えられサービス停止に追込まれた過去も。

スーツを着た横向きの男性

今回の市長選では「政策の大部分をAIの判断に任せる」「AIで汚職をなくす」「AIを使った予算編成で無駄を減らす」を公約にあげている。

しかし現在AIはまだ実験段階。AIの政治、行政への利用は推進されるべきだが、能力がない候補が注目ワードとして使うのはいかがなものか。

完全に独立した思考を持つ政治家AIの登場も期待される反面リアルターミネーターの恐怖も危惧されているようだ。

多摩市長選挙は4月15日、投開票され、無所属・現職の阿部裕行氏(62)が3万4603票を獲得し3選を決めた。

市長選得票数


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