3月15日、ニュージーランドのクライストチャーチで起きたモスク銃乱射事件。50人もの罪のない人々が死亡する悲劇的な事件でした。

この銃乱射事件では、容疑者がTwitterに犯行予告を投稿。犯行予告にはFacebookのリンクが貼られており、リンク先では17分間の生中継が行なわれました。

また、74ページにおよぶ犯行声明文もアップロード。各メディアが、容疑者の「マニフェスト」として報じたこの文書は「大いなる交代（The Great Replacement）」というタイトルで、白人至上主義という思想の元に犯行に至る動機などが書かれていました。

ニュージーランド政府は犯行動画とマニフェストの所有・配布を禁止。所有した者は最大で10年、配布した者は最大で14年の禁固刑を科される可能性があるとしています。

しかし、すでにインターネット上にアップされた物……拡散を止めることは難しいようです。