預金者のプライバシーが保全され自由に資産移動できるオフショア銀行

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2019/12/07 11:00
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銀行の壁

パナマ文書の公開事件は世界の資産家たちにとって、どこの国のどの銀行に資産を保有すれば良いのかを再考する良い機会となりました。この事件によって世界中の資産家たちがパナマのプライベートバンクにアカウントを所有していることが露呈しました。パナマ文書で日本の財務省の人間やプーチンの友人、習近平の兄弟などのアカウントも確認されています。

そんななか、預金者のプライバシーが保全されており自由に資産を移動できるオフショア銀行を見つけましたので、その詳細をお伝えしたいと思います。

まず、知らない方のためにオフショア銀行の説明をいたします。
オフショア銀行とは、海外を拠点にしている銀行のことを指します。海外口座、とくにタックス・ヘイヴン(低税率国)にあるものをオフショア口座と呼びます。一般的に個人や法人がタックス・ヘイヴンの口座を利用する理由として、金融や法制面において顧客のプライバシー保護、低税率もしくは無税(租税回避)、地域的、政治的、金融的変動に対する保護などのメリットがあります。

顧客情報が守られるオフショア銀行としてはCRSに加入していないことが最重要です。CRSとは日本を含む100以上の国・地域が参加しており、参加する金融機関は管理する金融口座から非居住者を特定し、当該口座情報を自国の税務当局に報告。報告された情報は、各国の税務当局間で相互に共有されます。CRSは、参加各国の国内法に組み込まれ、現地法令として適用されてしまいます。

私が探していたのは、以下の条件の銀行です。
・CRS非加入(今後加入の予定もない)
・SWIFTコードがあり国際送金できる
・暗号通貨での送受金が可能(SWIFTによる送金の履歴が残らない)
・引き出しは日本国内で可能(デビッドカードやPLUSのATMなどが利用可)
・インターネットバンク

そして今回見つけた銀行には、さらなるメリットもありました。
・インターネットで口座開設が可能で現地に渡航する必要がない
・セブン銀行やゆうちょ銀行のATMで日本円を引き出すことができる
・デビットカード発行、買い物時の決済カード(Master)として使用可能
・SWIFTコードを保有しスマートフォンで国際送金OK
・マルチカレンシーでの資産管理(複数通貨に対応)
・日本円で1,000万円程度から定期預金できる
・定期預金の年利が6~10%ある

個人口座開設に必要な書類は3点のみという手軽さでした。
・パスポートのコピー(カラー)
・預金通帳のコピー(カラー)
・住民票
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