客や従業員、その家族への来店願いの貼り紙を出すなど、低迷する「いきなりステーキ」。店舗レイプ事件があったペッパーフードサービス系列だった過去は昔、一時破竹の勢いで店舗数を増やしていたが、絶好調の2018年夏、朝礼の風景が「坂上&指原のつぶれない店」で放送。しかしそのブラック朝礼が話題になっている。
一ノ瀬社長が出社
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社員数名がオフィスビルの入り口で頭を下げて出迎え
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朝礼スタート、社員の番号点呼始まる
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番号による点呼は100名を超える朝礼でも社長が納得するまで何度も続ける
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社長が満足するまで社員が番号を叫び続ける
点呼を繰り返させる理由は「きまれば気持ちがいいから」と意味不明。
米国の11店舗は7店舗閉鎖、全体の売り上げ35%減。前年割れは20カ月連続しマイナス幅は拡大。売り上げ低迷は「客のせい」「従業員のせい」と言わんばかりの文言……。ヤバさに気づかず暴走する「いきなりステーキ」、低迷は止まらなさそうだ。
流出した従業員向けの文書
代表取締役: 一瀬邦夫
皆さんにいつも感謝しています。皆さんがいて、また役割を果たしてくれているからこそ、私が社長を務めていられると思っています。更に働く仲間の頑張りが、あなたの生活を支えるお給料を生んでいると思います。私とて同じです。
私達は、本当に恵まれていると思いませんか。それは働くお店があることです。そして、お客様にお喜びいただけるステーキをメインとした飲食店の経営で成り立っている現実があります。既に読まれている方も、そうでない方も、『てんびんの詩』に登場する大作少年の成長する過程を学んで欲しいのです。
私達は鍋蓋を売る努力をしていませんが、販売実績のあるステーキを販売しています。過去の絶大な人気の実績に安心して、お客様がお店に来るのは当たり前だと考えている人はいませんか。お客様のご来店によって支払われるご飲食の代金が皆さんのお給料になるのだと実感できていますか。
お客様は、お店に来られる判断も、行きたくない判断もお持ちです。あなたの立場でどの様なお店の常連になりたいでしょうか。賢明な皆さんは、それを理解していると私は信じています。私がリピーターになりたい店は、私を歓迎してくれる店です。この歓迎には、心からの笑顔が伴った最初の『いらっしゃいませ!』の挨拶が欲しいです。この店にきて良かったと思える笑顔のお迎えは、『心で思う自身の叫び』を導きます。
美味しく、楽しく食事ができる願望が期待に変わる瞬間を迎えます。もし、お客様が皆さんの親、兄弟、友人であった時を想像してみて下さい。
私は、この現実を厳しく感じて、現状を好転させる為の諸施策を打っております。お客様真理を読み解き、お客様が行きたくなるお店になれる様に一生懸命です。
そこで『10月の社長の言葉』を皆さんのご両親、兄弟、友人にもお店に来られる様に進めて下さいと書きました。これは、私のお願いでもあります。現状を真摯に受け止めた時、皆さんの大切なお店の繁盛のためにも、身内の皆様にも盛り上げていただくことが大切です。どうか、このことを理解して下さい。一人でも多くのご来店に繋げてください。そして、笑顔いっぱいでお迎えして下さい。お迎えの基本は、HQSCの完全実施です。
皆さんの会社に勤めている全員でこのことを共有して下さい。『いきなりステーキ』も『ペッパーランチ』も全国に展開しています。実家が地方の方にも、同居されていない方にも、是非美味しいステーキを食べに来て頂きたいと連絡してみて下さい。社長からのお願いです。
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