「道路族」という言葉をご存じでしょうか。道路族とは、主に住宅街の路上で大騒ぎして遊ぶ子どもと、その親を指す造語です。
親同士が世間話に熱中し、子どもは野放し状態。騒音やゴミの散らかし、器物破損などで近隣住民とのあいだでトラブルに発展するケースも多いです。
以前、私の家の近くに大きな事業所があったのですが、そこが閉鎖し土地が開発分譲、新しい家があっという間に建ち並び、若い家族が続々と引っ越してきました。すると、やはり子どもの金切り声や鳴き声などが1日中続くように……。また、道路にはチョークの落書きやおもちゃの放置など、看過できない迷惑行為が多くなりました。
車での道路通行にも危険を感じるようになり注意しようと思っていたところ、逆に道路族の親から「子どもが遊んでいるのに危険だからゆっくり走ってくれ」とクレームを付けられる始末です。
通常の道路通行も因縁を付けられるようになり、さすがに憤慨して子どもにしか聞こえない高周波(モスキート音)を流すなどをしてみましたがほとんど効果はありませんでした。
私の家族も、子どもたちの喚き声でノイローゼ気味、もう限界でした。
そんななか、ある意外な方法で道路族を撃退することに成功しましたので、その話をしたいと思います。