ヤマハ電動車いすのバッテリーを強制的にリフレッシュモードにする裏技
電動車いすにある「リフレッシュモード」。リフレッシュモードとは、バッテリーをいったん放電してから充電する機能のことです。ニッケル水素バッテリーは、継ぎ足し充電を繰り返すと別に壊れてないのに異常にバッテリー容量が少なくなったような挙動をすることがあります。これをメモリー効果といいます。
メモリー効果を防ぐため、バッテリーが「そろそろリフレッシュが必要」と判断すると、充電器に差し込んだときに充電器にリフレッシュのランプを点滅させるようコマンドを送ります。
点滅してる間にリフレッシュボタンを押すと放電を開始します。ただ、いま急いで充電してるから放電はさせたくない、というときなどはボタンを押さずに無視すると、30秒後にランプの点滅が消えていつもの充電が始まるという仕組みです。
リフレッシュのランプが点滅しないと、リフレッシュボタンを押すことができません(ボタンなので物理的には押せますが、リフレッシュは開始しません)。
・フル充電してもランプが4つまでしか点かない
・中古のバッテリーを買ったけど何だか充電の持ちが悪い
・寒いところで長時間使ったらバッテリーの持ちが悪くなった
・暑いところで長時間使ったらバッテリーの持ちが悪くなった
・バッテリーのコンディションを快適にしたい
といったときに、自分の意志でリフレッシュモードを呼び出せたら便利ですよね。
そこで今回、ヤマハ電動車いすのバッテリーを強制的にリフレッシュモードにする裏技をご紹介します。バッテリーの説明書にも車いすの説明書にも書いていない裏技です。