ニューヨーク(以下、NY)のピアノバーで知り合い、その後も断続的に割り切り関係だった日系ハーフ嬢と関係を復活させて、2か月目に突入しました。嬢は大きな瞳と芸術品のような唇、白い肌と息をのむような完璧な美しいシルエットを兼ね備えていますが、その賞味期限もあと数年であることを知っている哀しい存在でもあります。
やはり男に生まれて良かったと思う瞬間でもありますが、それには自分がカネを稼げる存在であることが絶対条件。稼げない男だったらただの汚いチビデブハゲなのです。男と女、どちらに生まれるのがいいのか? 嬢を抱いていて、狂おしくこの宇宙倫理的な問いかけを繰り返しています。
そんな嬢に、いろいろと世情を聞いてみました。嬢の友人には一昨年来、好景気のNYに東京から流れてきたモデル志望の女性も十数名いるそうです。その娘たちも行き場がなく、コロナウイルスで帰国も許されず、収入を得るためにやむなく日系資本のポルノ系芸能エージェンシーや、中華系金持ち専用の高級エスコートクラブへ流れているようです。
ところがポルノでさえ競争が激しく、リスクを冒してもそれに見合う収入は到底得られないとのこと。ましてやエスコートで一泊800ドルのホテルに泊まり、ロングで2,000ドル払える上客は限られていて、そもそもスポットで入ってくる客には変わった嗜好の訳アリ客が多く、精神的に病んでしまうとのことでした。
そんな中で羽振りの良い政治ロビー屋や金融ファンド系のオヤジたちが食指を伸ばし、ピアノバーで物色した嬢を契約制の高給娼婦として私的に雇い入れるという行為が蔓延しています。一般的にNYのピアノバーにいるアジア系には元エリートの嬢が多いのでプライドが高く、政治的・社会的に地位が高かったりビジネスの重要事項を握っている人物と親しくなることが多いのです。
嬢の仲間からは「この人(超有名人)こんな変態な性癖があるのよ。でも付き合っちゃった」というレベルの会話から始まり、自然の成り行きで「ホワイトハウスで働かないかって誘われたの」「株で次に上がる銘柄を教えてもらったの」の状態に必然的になるそうです。聞いていてそれはないだろうというものから、貴重なイ〇サイダー情報まであり、まさしく情報の宝庫です。
今回はそれらのウォール街の風の噂も加味しながら、NYファンド筋がベットしている近未来予想をお話ししましょう。