米国株がインフレ収まらぬ懸念から軟調続きである中、日本のバリュー株・高配当株が見直されています。とくに時価総額が1兆円以上の大企業では未だに年功序列による昇進制度が原則となっており、高齢の雇われ経営者に思い切った舵取りを望むのはそもそも無理があります。
結果として、増配・自社株買い・上場子会社のTOBぐらいしか金の使い道が思い浮かばないという情けない状況ではありますが、割安感はあります。
ネット証券のスクリーニング機能を使って、PBR1倍割れ、PER10倍以下(またはPER×PBRで10以下)、時価総額1兆円以上、配当維持~増配傾向、配当利回り3%以上の株を買っておけば、これから年末にかけて一層上げていくことになります。
大きな儲けは期待できませんが、極めて信頼できる投資といえるでしょう。
自分自身もこの判断軸で昨年秋口から徐々に買い増し、3,000万円ほどの日本高配当株式を保有しています。キャピタルゲインですでに20%近く上げており、このまま持ち続ければ年間配当は(税前)120万円を突破します。
そんな私のポートフォリオをお伝えします。