カルテ：ウクライナの大統領を辞めて普通の人に戻りたい

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患者名：ウォロディミル・ゼレンスキー
担当医：mogo先生

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■患者問診■

【現在の具体的な状況】
ウクライナの大統領をしております、ウォロディミル・ゼレンスキーと申します。昨年2月のロシアの軍事侵攻以来、ウクライナの顔として活躍していることになっています。

とは言っても、武器は欧米の支援、軍事訓練はNATO、作戦立案もアメリカとイギリスという絵に描いたような代理戦争ですので、本当のところ戦争のことなど私の知ったことではありません。

【抱えてる問題／困っている事】
毎日、カーキ色のシャツを着て、テレビカメラの前でアメリカやイギリスの諜報局が用意した台本を読み、お膳立てされた各国の首脳と会談するのが私の仕事です。

もともとコメディアンですから、そういう演技は得意なのですが、なんだか最近は嫌になってきました。しょせん私はアメリカ・イギリスの操り人形に過ぎません。

そろそろ心身ともに疲れてきましたので、こんな猿芝居はやめたいのです。しかしアメリカ・イギリスはやめることを許してくれず、もし逆らおうものなら私の頭上で核ミサイルが炸裂しそうです。

不幸なことに戦線は拮抗していて決着がつく様子もなく、また宿敵役のプーチンは悪役になりきっていて、やめる様子も暗殺や自決する様子もありません。

【何を聞きたいのか】
本気でウクライナの大統領を辞めたいです。なんとか大統領を辞めて普通の人に戻る方法はないでしょうか。