先進医療の手術代が請求されなかった話

2025/6/04 11:00
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机に置かれた聴診器とお金

手術を伴う入院代はかなり高く、高額療養費制度が適用されないと大変な金額になります。高額療養費制度が適用されても年収によって分かれており、生活保護世帯や非課税世帯などを除き、最初の3か月の月額上限は所得の低いほうからそれぞれ以下のようになっています。

・年収156~370万円:57,600円
・年収370~770万円:80,100円+(医療費-267,000)×1%
・年収770~1,160万円:167,400円+(医療費-558,000)×1%
・年収1,160万円以上:252,600円+(医療費-842,000)×1%

また月額単位のため月末に手術が行われると最大金額が2か月に渡って発生するので入院患者にとって結構な負担となります。

それでも最近の市立病院などはオンライン資格確認などを使って療養費制度を適用してくれるので健康保険組合に手続きをする必要は減ったようです。

さて、ここから知人の話になります。

知人は3月26日に入院し翌日の27日手術、その後2週間の入院を経て4月10日に退院しました。しかし、手術をした3月よりも少し入院が長引いただけの4月のほうが支払い額が高いという奇妙な事態が発生しました。
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