激裏武勇伝 その11

2026/8/15 09:00
激裏武勇伝の文字とドヤるおっさん

先日募集いたしました、激裏武勇伝 ~「情報の暴力」で時代をハックした男たちの回顧録~に、多くのご投稿をいただき、誠にありがとうございました。

皆さまから寄せられた武勇伝には、想像を超える挑戦や緊張感あふれるエピソードが多数含まれておりました。

これらの投稿を通じて、改めて「激裏情報」の興味深さや価値を感じていただけるかと思います。

どうぞ、皆さまの貴重な物語をご覧ください。


【その11:データドリブン麻雀】

1988年。僕は26歳で、渋谷の雑居ビル4階にある小さな広告代理店に勤めていた。「代理店」といっても社員は8人。案件のほとんどはパチンコ店のチラシや不動産の折込広告で、バブルの恩恵を受けているのか受けていないのか、よくわからない会社だった。

いや、受けていた。少なくとも僕以外は。

営業の先輩たちは毎晩六本木や赤坂で接待三昧。タクシー代は経費、ボーナスは100万円を超えたという話が社内に流れていた。
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