パソコンをインターネットに接続する場合には、必ずパソコン1台に1つ
以上の「IPアドレス」が、自動的に付けられます。(以下、IPと省略、
リモートアドレスやリモートホスト、略してリモホと呼ぶ場合などもあ
ります。)
このIPは、基本的にはパソコン1台1台が全部バラバラで同じIPが同じ時
間に同時に存在することはないので、先日のインターネット猫処刑事件
など多くのネット犯罪を解決する重要な証拠になったり、またこのIPを
使って、掲示板を荒らしてIPアクセス禁止をくらったというのは論外で
すが、荒らす気はなくても掲示板の管理者の気を悪くして自分のIPが書
き込み禁止にされてしまったり、最近は出会い系サイトで相手の女性に
自分のIPが通知されてしまう所も多く、相手の女性とトラブルになって
IPから探られてしまったり、またネット取引のトラブルに巻き込まれて
自分のIPが危険IPとしてブラックリストに乗ってしまう、など予期しな
いトラブルが起きる場合もあります。
従来のようなアナログモデムやISDNなどを使用して毎回接続業者に電話
してログインする方法では、ログインする都度に新しいIPが付けられま
すので自分のIPが発覚してもあまり問題ではない(1度回線を切ってもう
1回つなぎ直せば新しいIPになる)のですが、最近のADSLやケーブル回線
のように回線が固定されて専用で常時接続する場合には、IPが固定され
ているので自分のIPが書き込み禁止にされたりブラックリストに載って
しまうと非常につらくなってしまいます・・・(非公開)
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2002/6/12 配信