案件名 2003/10/03 配信
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ネットビジネスでの脱税
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
患者名 タッキー14 担当医 Yellow 先生 一発回答 先生
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●患者問診より●

現在、上海在住の中国人と組んでインターネットビジネスを考えており
ます。そこそこ大きなものになるはずですが、利益は半々とします。

サイトは日本語ですが、サイト運営者は中国人です。
私に関しては、サイト上はもちろんのこと、実際の先方の会社役員の中
にも影も形もありません。

一方、日本人向けのビジネスのため、振込み先は日本の金融機関の方が
ユーザーには喜んでもらえるため、振込口座は日本(私)の個人口座とし
ます。
私は、私の持っている会社(有限会社)で中国の事業家向けに口座貸しの
事業というものを始めた形とし、あくまで口座だけを貸した事業パート
ナーという存在で残る形です。
（もちろん、そのためのホームページも作りますし、口座手数料の振込
み実績も残し、税務署にも申請します）

中国の仲間への送金は、口座間の移転ではなく、一旦全額引き出したあ
と、私の手元に半分残し、残りを送金します。

ところでご相談したいことは、脱税です。

「中国人が月に1回全額引き出して持っていった」ということにした場合
私の手元に残すお金はばれないと思いますが、実際はどうなんでしょう
か？現金引き出しなら追跡できないですよね。
金融機関からの個人の送金記録まで調べられるものなのでしょうか。

また、上記方法に難がある場合、一旦、中国に全額送って「送付実績の
書類完備」、そのあと先方から「現金書留」で当方の取り分を送っても
らった場合はいかがでしょうか？
現金書き留の中国からの入金実績まで追われるものでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。



●担当医所見● Yellow 先生

最終的には裁判まで行ってしまうと思います。

税務署は実態を重んじます。
従って、中国人の事業家に口座を貸しているとして、全額そちらへ振り
込んでいるとした場合に、送金の実績や契約書・請求書・領収書等の実
態を見ると思われます。

中国に・・・（非公開）


※会員情報では公開しています。配信日より2週間以内に年会員登録いただけるとこの情報を取得できます。



●担当医所見● 一発回答 先生

ハッキリ申し上げて無理です。口座貸しなんてのは成立しません。
増して個人口座は本人しか使えませんし、その管理責任も負います。

また・・・（非公開）


※会員情報では公開しています。配信日より2週間以内に年会員登録いただけるとこの情報を取得できます。