まず、本物の車の封印を外します。取り付けてある状態と同じ様にして、
ホットボンドの芯の両端を
ライターで暖め、テーブルに封印が上を向く
状態で固定します。
ロウソクに火をつけ、その上で透明の
プラ板(厚さ0.3mm以下のもの)を
水平方向に円状に回しながら暖めます。暖め過ぎると溶けてしまいます
ので、10cm程度距離を置き、溶けるギリギリのところ、かなり柔らかく
なるまで待ちます。
柔らかくなったら、瞬時に固定してある封印の上に被せます。
これで、冷やせば、封印の型が取れます。練習すれば、簡単に出来る様
になります。
そして、ハサミで大雑把に切り抜き、粗めの紙ヤスリで綺麗に封印の形
に整えます。
あとは、内側から、プラモデル用のアルミ色の塗料を塗って、表面には
紙ヤスリで細かい傷を付けます。質感が出て、それっぽくなります。
もうひとつの方法を以下に紹介します。
プラ板で型を取った後、その裏側からエポキシ樹脂(パテの様なもの)
を押し込んで放置します。
固まったら、プラ板をライターで炙るなりして、剥がせば形が出来ます。
ネジが入る部分は計算して、開けておきます。
テカテカして不自然なので、塗装をします。
耐熱スプレー塗料のアルミ色で軽く塗っておいて、窪みの部分等を土で
汚し、再度ほんの少しスプレーをかければ、より本物に近くなります。
両方とも、接着にはG-17のクリアを使います。接着面に薄く接着剤を塗
ると同時に、綿棒にも接着剤を塗ります。
接着剤が乾いてきたら、ナンバーに貼り付けます。
はみだした接着剤は、綿棒に付いた接着剤を回しながら取ります。
他のものの接着にも応用出来ますので、コツを掴んでおくと役立ちます。
これでナンバーの封印は、いくらでも偽造することが出来ます。
2008/12/29 PU 追加