クリニック 新居の建築が遅れて病気の母と一緒に過ごせなくなってしまった

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2008/10/17 17:00
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案件名                2008/10/17 配信
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新居の建築が遅れて病気の母と一緒に過ごせなくなってしまった
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患者名 匿名希望 担当医 魔笛序曲 先生
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●患者問診より●

【現在の具体的な状況】
私は、建築会社のいち社員です。
現在自社で自宅を建築中なのですが、11月半ばの竣工予定です。

しかし本来の契約は8月末完成予定で、遅くともお盆明けの竣工予定でし
た。

【抱えてる問題/困っている事】
今回の新築計画は母のためでした。
もともと不動産を所有していたのですが、母が肝硬変になってしまい、
「だったら早いうちに一緒に住もう」「少しでも孝行をしよう」という
ことで、無理を承知の上住み替えを決意しました。

私は自社の社長を信頼し、自社の建物に置いても自信を持っているから
こそ、自社で家の建築をしています。

しかし、結局当初の予定から2ヶ月半も竣工遅延を起こしてしまいました。
窓の販売店の納期の遅れと、納品時の窓の相違が主な原因です。

結局こうして竣工が遅延している間に、母の病気は悪化し、先日医師よ
り「あと持って1ヶ月です。仮にそれ以上持ったとしても、一緒に新居で
住むなんて到底無理でしょう」と告げられました。

つまり竣工が遅れたことにより、母と一緒に新居で過ごすことが出来な
くなってしまったのです。

【何を聞きたいのか】
私は窓の販売店に、この分の慰謝料や損害賠償を請求したいと思ってお
ります。

慰謝料は、私と妻、また父母の4人に支払ってもらうつもりです。
母は新居の完成をまだかまだかと楽しみにしていたため、その額は計り
知れません。
希望としては、何百万円というレベルではなく、何千万円という価格を
請求したいくらいの怒りを抱いております。

ちなみに訴訟に関しては、自社の顧問弁護士を介して行います。

また損害賠償については、仮住まいの家賃延長や駐車場代、竣工遅延し
たことにより住宅ローン金利の負担増分、土地融資時の据え置き金利分
等が主になります。

私の会社は、今回の新築計画が母のためであることは重々承知してくれ
ているはずです。
自社で請負契約を締結しているわけですが、極力自社には迷惑がかから
ず、かつうまく慰謝料や損害賠償を請求する術があれば教えてください。



●担当医所見● 魔笛序曲 先生

契約書は相談者様と建築業者になってるわけですから、そこをすっとば
して窓の販売店に損害賠償、というのは違うと思います。

契約書に書いた完成日、引き渡し日までに家を建てる義務は、建築会社
が負います。

窓屋は相談者様と契約してないわけですから、納期の遅れについての損
害賠償は請求出来ません。

出来るのは、相談者様が・・・(非公開)


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