案件名 　　　　　　　　　　　　　　 2009/02/12 配信
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ドラッグストアに薬の依存症になった責任を負わせたい
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患者名 匿名希望 担当医 ブライアン 先生
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●患者問診より●

いつもお世話になっております。

【現在の具体的な状況】
私は現在、市販の咳止め薬を乱用しており、薬から抜け出すことが出来
ず苦労しております。
どうやら風邪薬に配合されている「リン酸ジヒドロコデイン」という成
分が私を乱用に誘い、苦しめているようです。

【抱えてる問題／困っている事】
この風邪薬は通常、例えばマツモトキヨシ等で複数購入しようとすると、
店員に必ず「1個しかお売り出来ない」旨を言い渡され、1つしか買うこ
とが出来ません。

ところが私がいつも利用していたドラッグストアは、男性正社員と思わ
れる2名と、その他アルバイトの男女4～5名の全従業員が、過去約5年間
に渡り、薬の説明一度もなく、仕様用途を聞くことも一度もなく、何個
でもノンストップで販売していました。
私が覚えてる限りで最大8個（1日に2度に分けて合計12個）で、それこそ
完全なスルー状態でした。

このドラッグストアはグループ展開していて、恐らく支店は20店舗以上
あります。
他の支店も同じようなレベルでしたが、この支店は特別ノーチェックな
店でした。

そこで、私がこの咳止め薬を乱用するようになった経緯において、責任
の一部をこのドラッグストアにも負わせられないかと考えています。

証拠としては薬の空き箱や、薬品名・販売員の名前・日付等が書かれた
約半年間分の数百枚のレシートを個人的に保管しておりますが、恐喝等
の罪に問われたくはありません。
あくまでリーガルな範囲で、行動へ移したいと思っています。

【何を聞きたいのか】
この薬局と法律で争って勝てる見込みがあるのかを教えてください。

また自分としては、貧乏なので、弁護士等を使わず個人交渉が出来れば
一番良いと思っています。
お金がなくても争うことが出来るのか、最終的に慰謝料は取れるのか、
取れる場合どの程度取れるのかを教えてください。

よろしくお願いします。



●担当医所見● ブライアン 先生

簡単に手に入る市販薬による薬物依存に悩まされている方は数多く、あ
る程度大きなドラッグストアなら、毎日のように買いに来る客も何人か
いると思われます。

薬物依存に注意しなければならない代表的な依存性薬物として、咳止め
に使われるコデイン類以外にも、法で禁止されている覚醒剤や麻薬、ま
た一般的なものでは睡眠薬、抗不安薬、アルコール、コーヒー、煙草等
があります。

これらは継続的に使用した場合、やめようとすると非常に苦しい離脱症
状が出てしまい、それを緩和させるためにまた摂取して、結果的に繰り
返すことになってしまいます。
死ぬ気で断ち切る強い意志がなければ、一生お付き合いすることになり
ます。

5年近く服用ということですと、重度の依存症で病気です。
覚醒剤のように使用が禁止されているわけではないので・・・（非公開）


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