案件名 　　　　　　　　　　　　　　 2009/04/04 配信
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警察が行う死者の身元確認方法について教えて欲しい
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患者名 匿名希望 担当医 Kazuna 先生
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●患者問診より●

【現在の具体的な状況】
私は法律事務所の事務職員で、親族に駆け出しの小説家がいます。

現在彼は新作の構想を練っていて、極力現実からかけ離れた話にはした
くないらしく、何かにつけ法律的な背景を尋ねられます。

そして先日、警察の捜査手法について相談を受けました。

【抱えてる問題／困っている事】
法律に関することであれば事務所の弁護士に尋ねることは出来るのです
が、事務所の体質上の問題から、死亡者の身元確認方法となると立場上
聞くことが出来ません。

【何を聞きたいのか】
そこで、先生方に教えを請いたいと思います。

・医師法に基づく通報による外因死の場合、その身元確認に至るまでの
概ねの手順

・事故等によって現場検視が行われた場合、その身元確認に至るまでの
概ねの手順

この2点について教えてください。

ちなみに上記いずれも遺体に損傷はなく、顔の確認は出来ます。
所持品に免許証はありませんでした。
担当者は公安委員会に登録された免許証の顔写真を必ず取得して視認す
るのでしょうか。

以上、よろしくお願いいたします。



●担当医所見● Kazuna 先生

全質問に対する回答でなく申し訳ありません。
分かる範囲で回答させていただきます。

知る限り、あまり決定的と呼べる特定方法は存在しません。
いくつもの手掛かりを総合的に調べることで点と点が線になり、やがて
面となる地道な捜査が必要で、難航するとそのまま身元不明として終わ
ることも珍しくありません。

まず、遺体は死因の特定や身体的特徴、治療歴を調べるために司法解剖
が行われます。

次に身元特定に繋がると思われるものを集めます。
証拠保全の目的で非常線が張られ、部外者の出入りを封じます。

下記は平成15年度の警察白書より「家出・行方不明者の届出数」です・・・（非公開）


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