案件名 2010/02/04 配信
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旧姓で海外口座を開設する場合のリスクを知りたい
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患者名 匿名希望 担当医 こまぇり 先生
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●患者問診より●
【現在の具体的な状況】
離婚により、現在、旧姓のままの更新前の運転免許証・パスポートを持
っております。
最近海外口座開設も日本の運転免許証やパスポートが身分証明書として
使えるところが増えてきておリ、旧姓で海外口座が開けるのであれば今
後何かに使えると思い、今のうちに開いてしまいたいと思っています。
【抱えてる問題/困っている事】
ネットで調べたところ、日本国内においての銀行口座開設については、
旧姓の古いままの身分証明証を用いて口座開設すると、「刑法159条・有
印私文書偽造・行使」「金融機関等による顧客等の本人確認等に関する
法律違反」に該当するという書き込みを見まして、一旦踏みとどまって
いるところです。
【何を聞きたいのか】
上記の法律は、海外の口座開設時までその効力は及ぶのでしょうか。
また、他に旧姓のままで海外の口座開設をすることにリスク等はありま
すでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
●担当医所見● こまぇり 先生
「海外」と一口に言ってもその国、銀行によって様々ですが、基本的に
日本の法律は海外のその地までは及びません。
だからといって「海外の銀行口座が容易に作れるのか」といえば、911テ
ロ以降それなりに本人確認は厳しくなってるでしょうし、日本の銀行口
座と違って口座維持手数料を取る下限残高を設定している銀行が多いで
す。
預金保険制度もその銀行、国によりまちまちで一概には言えません。
銀行にもよりますが、提出書類一つにしても非居住者にはハードルが高
くなります。
最低必要預金や口座開設難易度等は以下のサイトが参考になります・・・(非公開)
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