案件名 　　　　 2010/05/30 配信
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太陽光発電のメリットとデメリットを知りたい
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患者名 sanma 担当医 mica 先生 Kazuna 先生
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■患者問診より■

【現在の具体的な状況】
今年（2010年）、家を建てて引越しを終えたところに、太陽光発電のセ
ールスマンがやってきました。

その頃、季節は冬だったため、エアコンや床暖房を使用していたせいも
あり電気代は2万円を超え、ガス代は1万円を超えていて「少し高いな」
と思っていたところでした。

【抱えてる問題／困っている事】
私としては「わざわざ太陽光発電にしなくても」と思うところもあるの
ですが、セールスマンの「補助金も出るし、ガス代や売電を考慮すると
絶対お得です」という言葉に、妻は乗り気になってしまいました。

セールスマンは更に「初期費用は0円です。毎月の売電で光熱費は安くな
り、安くなった分で支払いは済みます」と説明しています。

私はその言葉をそのまま信用してしまって良いのか悪いのか迷っていま
す。

【何を聞きたいのか】
太陽光発電のメリットとデメリットを教えていただきたいです。

また、業者の評判を知る方法を教えてください。



■担当医所見■ mica 先生

>信用してしまって良いのか悪いのか迷っています。

迷うのならやめましょう。

初期費用は0円とありますが、単にクレジット分割払いなだけで、支払が
0円なわけではありません。


また、

>毎月の売電で光熱費は安くなり、安くなった分で支払いは済みます

一概には言えませんが、まず「安くなった分で支払いは済む」と単純な
ものではありません。

太陽光発電の訪販ならオール電化とセットになってると思いますが、現
在の光熱費とオール電化＆太陽光発電の光熱費を比較した損益計算見積書
はどうなってるでしょう。

大抵の訪販業者の見積もりは「適当」「めちゃくちゃ」です。


ざっくりですが、よくある見積もりとして・・
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○現在の光熱費
ガス10,000円＋電気10,000円 合計20,000円

○オール電化＆太陽発電導入後
電気5,000円＋ローン20,000円 合計25,000円
発電月額10,000円
25,000円－10,000円＝15,000円（導入前より支払が5,000円少）

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「ローンを払っても太陽光発電で電気を売れば5,000円プラスになります
よ～」というのが訪販でよくあるセールストークです。

しかしこれは「適当」「めちゃくちゃ」です。

まず、電気代の単価は確かに安くなりますが、ガスをやめると、その分
電気を使うので、単価が安くなったとはいえ電気代が導入前より極端に
減ることはありません。当たり前ですよね。

夜間電力を使って節電しまくって頑張れば導入前と同等ですが、だいた
い1.5倍程度にはなるでしょう。

我が家は太陽光発電は導入していませんがオール電化にしました。

関電の見積もり通り単価は安くなりましたが、ガスをやめた分、電気代
は1.5倍になりました。

ですので上記の見積もりにある「電気5,000円」はありません。
いままで通り普通に使って15,000円というところです。

ですので業者の見積もりも、

× 電気5,000円＋ローン20,000円 合計25,000円
○ 電気15,000円＋ローン20,000円 合計35,000円

というのが本当の所です。


そしてもう一つの「適当」「いい加減」な所は「発電月額の計算」です。

これはケースバイケースで相談者様にはこの金額が叩きだせるかもしれ
ません。

それは・・・（非公開）



■担当医所見■ Kazuna 先生

太陽光発電設備は、一昔前の太陽熱温水器と似た販売方法（古典的な
訪問販売）に問題ありと思うんです。

販売する側は、当たり前ですが良いことしか言いません。

売電にしても・・・（非公開）


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