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プレミアの付く可能性がある霧島シリーズ
今や全国でもメジャーな焼酎メーカーとなった「霧島酒造」。
霧島酒造の「霧島シリーズ」は、白霧島・黒霧島・赤霧島、さらには金
霧島までもが人気となっています。
そんな霧島酒造も、かつては酒屋に営業に回っても「臭い!」「こんな
の飲めない!」「そこで蓋を開けるな!」と罵られた過去を持っている
ことをご存知でしょうか?
「一度飲んでみてください、一杯だけでも」と営業が食い下がり、酒屋
の店先で霧島の蓋を開けると「霧島(営業)が来た~!」と二階にいる
家族が叫ぶほどの強烈な臭みがあったそうです。
味には自信がある霧島酒造も売れなければ認知されないと一念発起。
仕込みの際の芋の選別を機械作業から手作業での選別・悪い部位の取り
除きなどの手間をかけ、よりよい品質への改良に努めたそうです。
また、祭りやイベントにおいて「霧島舞踊隊」なる民謡と踊り子の部隊
をつくり、歌と踊りと振る舞い酒を無料で配布。イメージ脱却の草の根
運動を続けました。
その後、「強烈な臭み」と忌み嫌われていた臭いも「風味と病み付きに
なるクセ」と認知されるようになり、全国販売へ踏み切ります。
・・・(非公開)