4月25日は「拾得物の日」

ネタのタネ | 意識 | 実験 | 切断 | ギロチン | 拾得物 | 斬首刑 | 胴体 | 落とし物 | 頭部
2010/4/19 17:01
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4月25日は「拾得物の日」です。
1980年のこの日、東京・銀座で廃品回収をしていたトラック運転手の大
貫久男さんが、ゴミの中から風呂敷に包まれた1億円を発見し、その後
落し主は現れず1億円は大貫さんの手に渡りました。
しかし拾得物の所有権移転で得た収入については一時所得になりますの
で、大貫さんの場合は3,000万円程は税金として徴収されています。
結構取られるものなんですね...。
ちなみに1億円拾得で一躍時の人となった「大貫久男」さんですが、現
在お笑いで活躍されているタカダ・コーポレーションの「大貫幹枝」さ
んのおじいさんにあたります。

4月25日は「拾得物の日」以外にも、以下などの記念日です。
・カレーラーメンの日
・ファーストペイデー・初任給の日
・小児がんゴールドリボンの日
・ギロチンの日(1792年)
・市町村制公布記念日(1888年)
・国連記念日(1945年)
・DNAの日(1953年)
・高速自動車国道法公布(1957年)
・歩道橋の日(1963年)
・六本木ヒルズグランドオープン(2003年)

上記4番目の「ギロチンの日」ですが、1792年のこの日、フランスでギロ
チンが実用化された事に因んでいます。
当時フランスでは革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑さ
れていました。そこで内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタン
が、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法で行う
よう議会で提言し、外科医のアントワヌ・ルイが設計。各地の断頭台を
研究し、刃を斜めにする等の改良を加えました。
このため当初は、ルイの名前をとり「ルイゼット」や「ルイゾン」と呼
ばれていましたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタ
ンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ」(ドイ
ツ語読みで「ギロチン」)という呼び名が定着しました。
その後フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それと共にギロチン
の使用もなくなりました。

この記念日にちなみまして・・・



「胴体から切断された頭部は意識を持つのか」を紹介します。
各関係業者向けに犯罪防止対策、並びに手口の警告としてお知らせします。

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胴体から切断された頭部は意識を持つのか
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ギロチンと聞くだけで身震いする人もいると思いますが、実際のは「人
類皆平等論」「工業化」という観点から生まれました。

人々は「平等かつ苦しまずに逝け、かつ誰でも執行できて執行吏の技量
等によらないスマートな処刑法を」と考え始めました。

事実、それまでの死刑法の多くがギロチンとは比べ物にならないくらい、
まさに拷問のような苦しみをもたらすものだったのです。

更には死刑執行吏の技量や気分、そして時の運に左右されていた部分が
大きいようです。その例として背筋が凍りつくような実話を1つ紹介しま
しょう。

ある女性が斬首刑にかけられました。
執行吏が刀をかざした瞬間一陣の風が起こり、彼女の顔面方向に垂らし
ていた長い髪の毛が彼女の首筋にかかりました。普段なら髪の毛を整え
るところを(髪の毛を刀で切断するのは困難なのである)、その日の執
行吏は気分が良くなく、さっさと処刑を終わらせることだけを考えてい
ました。そのため執行吏はそのまま剣を振り下ろしました。

すると彼女の頭部は落ちることなく、首筋に深い傷を負わせるだけとな
ってしまいました。血まみれになり狂ったように泣き叫ぶ彼女と観衆の
ブーイングの嵐の中(当時の死刑は祭りの見世物のような位置にありま
した)、執行吏は繰り返し斬首を試みるが、焦りと血で張り付いた髪の
毛のために首を落とすことが出来ません。

最後の手段として執行吏は彼女を台の端に連れて行こうとしました。
人間のものとは思えない雄叫びをあげ「もう殺して!」等と叫んでいた
彼女は執行吏の意図を敏感に察して、自ら進んで向かいました。

そして執行吏は彼女の首をボキリと折りました。(テーブルの端に棒を
置き、体重をかけてそれを折るように)そうすることでようやく彼女の
頭部を落とすことが出来たのです。

話は戻り、胴体から切断された頭部は意識を持つのかどうかですが、あ
る科学者は、脳の血管の血圧が一定に保たれなければ意識はあり得ず、
わずかでも血圧が変化すれば意識を失うという理由から、ギロチンはあ
らゆる死刑の中で最も人道的な方法であると言いました。

他の科学者は、「血液の循環が乱れても脳の機能は維持される、したが
って頭を斬られてもしばらくの間は脳の機能は存続する」と考えました。
「自らが肉体から切り離されたことを頭部が認識する。したがってギロ
チンは最もおぞましい死刑道具である。」この衝撃的な考え方は、驚く
べき実験によって裏付けられました。

1905年、フランスのモンペリエで、ボーリュー医師とランギルという名
の死刑囚が処刑前に合意を交わしていました。名前を呼ばれたら切断さ
れた頭でまぶたを3回上下させながら返事をする、という約束です。
ボーリュー医師は著書「犯罪人類学記録」でこう記しています。

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頭部は首の切断分が下になっていた。したがって新聞がこぞって描いた
ように、手で持つ必要はなかった。触れる必要さえなかった。

断頭直後、受刑者のまぶたと唇が5~6秒間収縮を見せた。

数秒で痙攣が止み、顔が緩み、まぶたは眼球の上で半ば閉じた。
そのため、ちょうど瀕死の人間か死亡直後の人間のように、白目だけが
見えた。

私は大声で「ランギル!」と呼んだ。
すると、生きた人間が起こされた時に見せるような、安定した、明快、
正常な動き方で、まぶたがゆっくりと上がった。
さらにランギルの目ははっきりと私の目を見た。
とろんとぼんやりした目つきではなく、非常に生彩のある目で、確かに
見つめた。

数秒後、まぶたは再びゆっくりと、安定的な動きをして閉じた。
私はもう1度呼んだ。再びまぶたがゆっくりと、痙攣もみせずに開いた。
確実に生きている2つの目が、先ほどよりも一層鋭い表情で、注意深く私
を見つめた。そして再び閉じた。

私は3回目を試みた。何の反応もない。

全ては25秒~30秒の出来事だった。

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2010/04/19 更新



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