能年玲奈を高校生の時から指導している、演出家の滝沢充子(53)。現在は能年と同居、事務所に無断で設立した能年玲奈の個人事務所「三毛andカリントウ」の役員にも名を連ねてるという。それだけならよくある取り巻きの一人として終わるのだが、そのベッタリ度が話題に。
ショッピングにでかけた2人は2時間半、カップルのように常に手を握り、腕を絡ませて歩き顔を近づけていたというから驚き。
今回の独立、洗脳騒動には滝沢充子氏の事実婚夫である漫画家、神崎将臣との噂も。以前から能年の後見人と吹聴、能年の主演映画を企画していると言って出資金を募っていたという怪しい過去も指摘されている。
所属事務所とのゴタゴタも噂されるが、無断で個人事務所を設立するという芸能界のタブーを犯した能年、このまま干され、消えてしまうのか。
■設立目的は能年玲奈の受け皿?小泉今日子の個人事務所が芸能界の“巨大勢力”になる日
「週刊文春」(文藝春秋/週刊文春デジタル5月7日/14日 ゴールデンウィーク特大号)が報じた、女優の能年玲奈の独立騒動。記事によると、能年は一躍ブレークしたNHKの朝ドラ『あまちゃん』に出演中は、月給がわずか5万円。同ドラマ終了後にはマネジャーから「仕事は入れない」などと通告され、事務所社長に待遇の改善を直談判したところ、「お前は負け犬」などと面罵されたという。
よほど腹に据えかねたのか、今年1月、演技指導などを受け、よき相談相手だった女性とともに個人事務所を設立。現在、弁護士が間に入り、独立問題について事務所と話し合いが行われているというが、同誌の直撃に対して「私は仕事をしてファンの皆さんに見てほしいです。私は仕事がしたいです」と訴えかけたというのだ。
「能年にそこまでさせたということは、よほど所属事務所・レプロエンタテインメントの待遇がおかしかったのだろう。以前、売れ始めたばかりのガッキーこと新垣結衣も能年と同じような状態になったことがあって、一部メディアが『ガッキー休業』と大々的に報じた。すると、レプロサイドは露骨に圧力をかけ、事実上、記事を潰してしまった。今回の記事だが、レプロは日ごろから各スポーツ紙やテレビ各局の担当者を“接待漬け”にして抑え込んでいるので、能年の問題は裁判沙汰にでもならない限りスポーツ紙やテレビが報じることはなさそうだ」(芸能プロ関係者)
同誌の記事で、能年との関係がクローズアップされていたのが、『あまちゃん』で能年演じるヒロインの母親役を演じた、歌手で女優の小泉今日子。小泉は雑誌につづったエッセイで「私の場合は、苦い思いも挫折も孤独も全て飛び越えて早くこっちへいらっしゃいという思いで能年ちゃんを見守る」などと、能年に並々ならぬ思いを寄せた。
さらには、昨年発売された雑誌で「芸能界の悪しき因襲もそろそろ崩壊するだろうという予感がします」「もうちょっと(芸能界の)大人たちがちゃんとしろと言いたいな」と衝撃的な発言。そして、今年2月には個人事務所を設立したというが、この一連の言動はかなり意味深なようだ。
「小泉が所属するのは、“芸能界のドン”こと周防郁雄社長が率いるバーニングプロダクション。本来ならば、個人事務所設立など、ご法度なはずだった。ところが、ここ数年内に、バーニングは周防氏のジュニアに代替わりすることになる。周防氏とジュニアの関係は決して良好とはいえないので、子飼いのタレントの中でも、特にかわいがっている小泉には『これからは自分で好きなようにやったらいい』と“お墨付き”が出たため、個人事務所を設立した。小泉は雑誌での発言通り、自分の事務所でマネジメントをしていきたいようで、このままだと“受け皿”のない能年が所属第1号タレントになりそう。小泉の事務所ならば、さすがにレプロも横やりを入れられないだろう」(週刊誌記者)
やはり、能年に“救いの手”を差し伸べられるのは小泉しかいないようだ。