ロックバンド・筋肉少女帯のボーカル、大槻ケンヂ(46)の兄で、都内在住のフリーカメラマン、大槻慎一さん(48)が20日午前7時ごろ、千葉県沖で水死しているのが発見された。
大槻はこの日、都内でバンドのライブを気丈に行った。
千葉県警木更津海上保安署によれば、慎一さんは19日に富津岬でウインドサーフィンをしていたが、夜になっても戻ってこないため、夫人が千葉県警富津署に通報。
海上保安庁などが捜索中だった。
20日午前7時ごろになって、富津漁協の関係者が、富津岬沖約500メートルに設置されているノリの養殖網にサーフボードが引っかかっているのを発見。
さらにその近くで、慎一さんが海上で浮いた状態で見つかった。すでに亡くなっており、検視の結果、おぼれ死んだことが確認されたという。
大槻は、この日、東京・恵比寿リキッドルームでの筋肉少女帯のライブを敢行。
悲しみをこらえ、トークで兄の急死に触れることもなかった。
ヒット曲「日本印度化計画」など20曲以上を熱唱し、ファン1000人を沸かせた。
約2時間半のステージを演出した。
所属事務所は取材に対し、「大槻はライブに集中しており、特にコメントはありません」と回答した。
(ニュース記事より引用)
【筋肉少女帯 日本印度化計画】
【筋肉少女帯 踊るダメ人間】
ご冥福をお祈りします。