さかもと未明、飛行機で泣く子供にブチ切れ。物議醸す

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2012/11/21 10:07
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12112100.jpgさかもと未明氏(漫画家・作家)による記事「再生JALの心意気」の内容がツイッターで物議を醸している。

さかもと氏は、過去には情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)のコメンテーターとして出演していたほか、著書「女子のお値段」(小学館)で主張した「男はデートのお金を全額持つべき」「女に『価格』はあります」などの過激な持論で、ネットユーザーにはよく知られた存在だ。

記事で、さかもと氏は、かつてJAL機内で、離陸から一時間泣き通しだった子供に耐え切れなくなり、着陸準備中の機内でシートベルトを外し「もうやだ、降りる、飛び降りる!」と叫びながら、機内を走った、というエピソードを告白している。

そして、さかもと氏は、走りながら、泣いていた子供の母親に対し「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います」と厳しく指摘したという。

また、JAL側に対しても、「音の漏れないコンパートメントを作る」「親に、子供を静かにさせる薬を持たせることを周知徹底」することを提案。これに対しJALは「私どもとしましては、すべてのお客さまに快適にお過ごしいただけるよう、精いっぱい努力させていただいております」と回答したそうだ。

記事を受け、ツイッターでは「これは酷い」「相手は赤ちゃんだし今日は運が無かったなぁとか思えないのかしら。降りる!とか言って走り出す方が迷惑」と、さかもと氏を批判する意見が噴出した。

また、さかもと氏が着陸直前にシートベルトを外し走ったことに対し「子どもが泣く行為は違反ではありませんが、指示に反してシートベルトを外して歩き回るのは違反だ」と、子供が泣き周りに迷惑かけることよりよほど問題であると、指摘する声が相次いだ。




「子供は泣くさ」物議醸した“搭乗マナー”問題、つんくや乙武さんの発言に共感の声多数


12112101.jpgマンガ家・さかもと未明が搭乗した飛行機で起こしたクレーム騒ぎの一部始終を記した記事を受け、ネット上では現在、同様の場面に遭遇した著名人たちの経験談が注目を集めている。

泣き止まない乳児と同じ飛行機に搭乗したさかもとが、その泣き声に耐えられず、航空会社にクレームを入れるまでの一部始終を記すことで「搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず」と問題提起したが、ネット上では反対に、さかもとの行為に対する批判の声が殺到していた。

この記事を受け、ネット上では自身の見解を示す著名人らの声が各方面から上がっている。

脳科学者の茂木健一郎氏による「1歳の赤ちゃんのふるまいを、コントロールできると思っている大人がいることが信じられない」とのコメントや、弁護士の落合洋司氏が「気持ちはわかるが赤ちゃんが泣くのは仕方ないのでは。昔から、泣く子と地頭には勝てぬ、いうくらいで」などとTwitterを通じて発言した。

音楽プロデューサーのつんくも、自身の公式Twitterでこの話題について言及した1人。
自身もさかもとと同様の場面に遭遇したことがあるというつんくは、「15年前飛行機で離陸から着陸まで泣いてた赤ちゃんのママと目が合った。『すいません。疲れてはるのに居眠り出来なかったでしょ』って。『いえいえ、2時間泣いてたこの子が一番がんばった。エライエライ』って言ったらママさんが涙しはった。今ならこのママさんの涙の意味がわかる。子供は泣くさ」と、経験談をつづるとともに、「うちの女房もすごく気にして子供が泣かないように気を使う。それでも泣く時は泣くしね。公共機関なんで分かち合うしかないよねって言いながら飛行機乗ってます」とつづった。

また、スポーツライターの乙武洋匡さんも、自身の公式Twitterを通じて「うーん、僕とは相容れないなあ」とコメント。乙武さんもまた、似たような場面に遭遇した経験があり、その当時のエピソードを2006年6月に自身のブログにつづっている。

いたずら盛りでたしなめても聞かない幼児を連れて搭乗している母親が、周囲の乗客に「すいません、すいません」と謝っている姿を見ながら、乙武さんは幼い子どもを連れた母親の気苦労について思いを巡らせると同時に、分別の付かない小さな子どもたちに「公共の場では、周囲の迷惑にならないように」という大人のルールを強いていることに、「何だか『申し訳ないなあ』と思った」という。大人が快適に過ごすためのルール。そのために、口で言い聞かせ躾けることが可能な年齢に達していない幼児に過度なストレスを強いていることに思い至った乙武さんは、「結局、大人が我慢するか、子どもに我慢させるのか、という話だと思うんです」と選択肢を示すとともに、「これからは、我慢、我慢。我慢というか、その光景をほほえましいと思える大人になりたいな」と、さかもとがとった行動とは相対する考えを示している。

我慢――。
かつて日本人の美徳とされたこの行いが、どうやら今回のさかもとの行動にほんの少し足りなかったようだ。

ニュース記事より引用)

茂木健一郎さんのツイート

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つんくさんのツイート

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乙武洋匡さんのツイート
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乙武洋匡さんのブログ
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再生JALの心意気/さかもと未明(漫画家)

「あなたとこれ以上、話しても埒が明きません。かたちだけ、『申し訳ございません、努力してまいります』とか頭を下げても、どうせ何もしないでしょ?私は、頭を下げさせて溜飲を下げて終わり、なんてことでは納得しません。クレームをつける以上は、自分の名前を出して責任をもちます。だから結果を出してほしい」

私は夏の羽田空港で、JALの空港スタッフ相手にひと騒ぎ起こしていた。主人と出かけた愛媛県松山からの帰りの飛行機、JAL1466便のなかで、赤ちゃんが泣き叫び通しだったのにブチ切れてしまったのだ。だって、客室乗務員さんが母親と一緒にあやしても泣きやむ気配はないし、逃げ込む場所もないんだもん。

その赤ちゃんは、たぶん1歳くらい。どうしてそんな体力が、と思うくらいに離陸から泣き叫び通しだった。

「引きつけでも起こしたらどうするの?」と心配になるレベルだし、お母さんもどうにもできなくてホトホト困っているのがわかる。ほかのお客さんも「言い聞かせてなんとかなる年齢ではないし、仕方ない」と思っているみたい。でも、私は耐えられなかった。

「もうやだ、降りる、飛び降りる!」

私は、着陸準備中の機内を、出口に向かって走り始めた。その途中で、子供とお母さんにはっきりいった。

「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います!」

いやだなあ。みんなに「嫌なおばさん」と思われる。でも、本当にそう思うんだもの。そして私は、陸に降りても、激しくクレームをし続けたのでした。

「飛行機のなかに、音の漏れないコンパートメントをつくるとか、子供を乗せる場合は、子供が騒いだときに寝かしつけられる薬を親にもたせるように周知徹底するとか、
できないの? 2歳以下は乗せないとか……」

該当記事より引用)


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