「お尻出しても嫌いにならないで下さい!」叩かれる覚悟で前田敦子のモノマネを披露したタレント。
ファンから叩かれるのは覚悟の上での出演であろう。
女性お笑いタレントのキンタロー。(31)がゴールデンタイムのバラエティ番組で披露した、 AKB48の元メンバー・前田敦子(21)のモノマネ。
お笑いタレントのモノマネなので当然、“笑い”と“毒”が盛り込まれている。
これを前田のファンはどう見たのだろうか。
以前、当編集部でも紹介したAKB48の峯岸みなみの顔マネをブログ等で公開している女ピン芸人・八幡かおる(37)。
彼女に対する峯岸ファンの反応は「失礼にもほどがある!」という声はあったものの、「みぃちゃんのモノマネ、ありがとうございます」というコメントも多かった。
ファンとしては歓迎しないまでも、“まぁいいか”と許せる範囲だったのだろう。
その八幡と一緒に出演した12月26日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)で、キンタロー。は顔マネというより、前田の声をそっくりに真似た喋りを披露した。
「私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないで下さい」。
第3回AKB48選抜総選挙で1位となった時、前田が壇上であいさつした中での名言である。
これを大真面目に荒い息遣いで真似るのを、キンタロー。は得意としているようだ。
前田ファンは快く思わないだろうが、スタジオ内では“ネタとしては面白い”と大好評であった。
前田と同じ所属事務所でMCの有吉弘行からも、「面白いので続けてください」と大絶賛であった。
そして番組後半で、モデルの菜々緒が今年発売した初の写真集の話題になった。
前屈姿勢の彼女をバックから撮影した表紙の衝撃的な写真。
それと同じポーズを有吉の指示で、他の出演者らがカメラに向かってすることとなってしまう。
友近や飯尾和樹(ずん)らと一緒に、キンタロー。もAKBっぽいミニの衣装で挑戦した。
当然スカートの下には黒の見せパンを着用していたが、ポーズをとればお尻が丸見えである。
その姿で「お尻出しても嫌いにならないで下さい」と前田の口調で話す、キンタロー。お笑いタレントとしては満点のコメントで、スタジオ内は大爆笑。
しかしこれが、前田ファンをさらに激怒させてしまったようだ。
キンタロー。のブログ『キンタロー。の人生はキンキンキラキラや~』には、「バカにしているのか」、「国際映画祭にも出るような女優に対して失礼だ」との抗議が早速入っている。
キンタロー。はこの番組でもブログでも、「前田さんの大ファン」だからこそモノマネをしていることを述べている。
芸能界でも屈指のAKBファンといわれている山里亮太(南海キャンディーズ)は、目を閉じて聞くと「あっちゃんと喋っているようだ」と評価していた。
声の出し方や口調など、細かいところまで真似できるのはそれだけよく観察しているということだろう。
彼女が「前田さんが大好き」と言っているのも、納得できるのだが…。
果たしてこのキンタロー。のモノマネを前田ファンは“許す”とまでいかなくても、“見て見ぬ振り”することができるのだろうか。
(ニュース記事より引用)