今回は、簡単で反響のある「ブックテスト」というマジックのタネをご
紹介します。
このマジックは、コインやトランプ等、専用の小道具を必要とせず少し
の練習で習得出来る簡単なマジックです。
知人や友人の家に遊びに行った時、ちょっとしたパーティの席等で気軽
に実践出来て、失敗のリスクもほとんどありません。
まず最初にブックテストと呼ばれるマジックの現象を説明します。
【現象】
マジシャンは、観客に本を2冊借ります。
2冊のうち1冊を選択してもらい、もう1冊をマジシャンが持ちます。
本を持った観客は、マジシャンから少し離れてもらいます。(部屋の隅
に立ってもらう等)
次に、マジシャンは自分の持つ本のページをパラパラと指で送り、適当
な位置で止めて、開いたページのページ数を伝えます。
本を持っている観客に、自分が持っている本で、そのページのところを
開いてもらい、そのページの最初の五文字を暗記してもらいます。
マジシャンは、その暗記した五文字を強く念じるように観客に指示しま
す。観客の念を感じ取ったマジシャンは、その五文字を紙に書き記しま
す。
紙に文字を書き終えたら、本を持っている観客に暗記した五文字を読み
上げてもらい、その内容が紙に書かれた五文字と完全に一致しているこ
とを示して終了です。
以上が「ブックテスト」と呼ばれるマジックの現象です。
その日初めて触った他人の本を使って、ランダムに選んだページの最初
の文章を当ててしまうという、魔法のようなマジックです。
では、これをどのように実践するのか、解説に入りたいと思います。
【解説】
・・・(非公開)
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2010/1/15 配信